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あーっ！もうどうでもいい‼
お前が聞きたいってんだから俺はどうなっても知らないからなっ！

俺はぐびぐびっとビールを一気に飲み干した

「ゲプっ」

「おー♪いい飲みっぷり(笑)で？理由は？」

ｸﾞｼｬっ！と潰した缶ビールを机に置いた鮫島が言った

「キスしてるの見て出て行くに至った」

「キス?誰と誰が？」

「あの部屋には誰と誰がいた？思い出せ」

俺にそこまで言わせるな

「あの部屋?」

鮫島が見た部屋は河辺と鮫島の部屋

「日高と河辺か？」

「そうだ‥」

「ふーん？」

「ふーん？ってお前！」

「だってあの日高と河辺だぜ？ありえねーだろ？見間違いじゃないのか？」

「俺は見たんだよ‼」

「あのな鮫島？河辺はお前の事何より一番に考えてるだろ？日高も俺意外は考えられないんだよ」

「何でそういい切れる」

「愛だな♪」

「へっよく言うぜ(笑)」

「お子さまの鮫島にはまだわかんねーよ(笑)」

「なっお子さま？！でも‥もし仮にそうだとしたらお前はどうするよ？」

仮に？

「仮に何てないから考えない。考える必要がないから考えない俺と日高はそんな事当の昔に乗り越えてるんだよｱﾘ一匹たりとも入る余地はないの(笑)」

「それ日高君に聞かせてやりてーわ」

「バカ！言うなよ？」

「言わねーけどすげー余裕だな？」

「余裕って言うか‥本当色々あったからな俺らは」

「懐かしいな」

「まぁ鮫島には色々助けてもらったしな♪」

「まぁな(笑)だってお前ほっとけねーからよ」

「俺？」

「お前は危なっかしいつーか日高君の事になるとこう」

「それは日高だろ？」

「覚えてないのか？クラスで乱闘騒ぎになった時もそうだろ？」

「ああ‥あれな(笑)」

「最後は日高君が〆たけどよ。お前ら二人敵にまわしたら怖えーわ」

「あはは(笑)そうかもな？だから俺は日高に着いていくって決めたんだ」

「日高君に？」

「こいつなら俺の人生かけてもいいって思えたからな」

「人生‥ね‥」

「鮫島お前もだろ?」

「俺？俺は‥わかんねー」

「わかんねーってお前‥」

「とにかく今は一人になりたいんだ一人になって考えたい」

ここまで思い悩む鮫島初めて見た気がする鮫島はわかんねーって言ったけど本当は河辺の事‥

「そっか‥」

それ以上何も言えなくなった