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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第53章 先輩が!!?俺は感無量です

ん~…トイレ行きたい‥

ベッドから起き上がってフラフラしながら下に降りた

トイレ…トイレはっと?

ここか?

階段降りて少し奥張った場所にある扉を開けた

ガチャっ‥

びくっ!!!?

風呂から上がってバスタオルで体を拭いていたら扉が開いた

あっ相川?!!み見られた!?

「なっ何かな?」

挙動っちまった

「…………」

パタンと閉められた扉

何か言えよ!

服を着て慌てて風呂場から出た

「なっなっちゃん?」

口に指をあてキョロキョロ

「何‥してんだ?」

「……………」

「なっちゃん?」

じーっと俺を見つめてきた

「なっ何だよ‥」

「‥漏れそう」

「え?」

「シッコ」

シッコ?オシッコか‼

「それならそうと早く言えよ!こっち!」

手を引いてトイレの扉を開けてあげてって俺は介護か?

ジャー♪

「お帰り‥」

「…………」

だから何か言えって!

「にっ2階に上がれよ?」

変な空気が変に俺に移るだろ

「鮫島は?」

「俺はリビングで寝るから」

「何で?」

「何でって‥ベッド一つしかないだろ」

「一緒に寝たらいいじゃん?」

「それはまずいだろ‥」

いくら何でもまずいだろ‥

「何で?何もしないんだろ?一緒に寝ようよ♪」

何もしないんだろ?ってして欲しいみたいな言い方するな!ってか甘えてる?

「まだ‥酔ってるのか?」

「何が?ってか部屋行こう♪」

今度は相川に手を引っ張られた

「ちょっなっちゃん?」

そして一緒に入った狭いベッド

有無を言わさず密着する体

「さっさすがに狭いな?(笑)」

河辺のキスの事で怒って俺がこんな事してていいのだろうか‥

「鮫島‥」

「なっ何?」

「あのよ…」

「だから何?」

さっさと言えよ!

「‥やっぱりいいや」

「何だよ?言えよ?」

「手…」

「手?」

「うん…」

鮫島の手が布団の中をゆっくりつたいそっと握ってくれた俺の手温かい手

「‥おやすみ」

「おっおお‥おやすみ」

何だこれ…でも手を繋いだら少し安心した

熱を出した時母親がでこに手を当ててくれる時のあの安心感に似ていた

一人になって分かった事それは相手の存在の大切さそして一人になった時の孤独感‥

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