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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

家に着き部屋に入ってもまだぶつくさ言う先輩

「もういいだろ?河辺も謝ってたんだし‥」

「そうゆう問題じゃねーんだよ‼」

今じゃ手にはいらない貴重な貴重なみかん水
それをやったのにお前もあの時『美味しい♪』って飲んでたのに忘れただと?けしからん‼

そんなみかん水ぐらいでそこまで怒らなくても‥

あっそうだ!

「先輩?インターネットで調べてみようよ?」

「インターネット?」

「通信販売してるかも知れない」

通信販売?

明日の旅行の用意をほったらかして日高と携帯でみかん水を検索した


調べたらヒットした!

「先輩これだよな?」

「これだよなって言われても瓶じゃなくてペットボトルになってるからわかんねーよ」

俺たちが飲んだのは瓶のみかん水
インターネットでヒットしたのはペットボトルに入ったみかん水

「1本買ってみようか?」

「1本だけとか買えるのかってちょっと待て!」

値段が‥

「なっ何?」

「値段が3659円とか高すぎだろ‼やめとけ」

1本3659円に羽上がっていた!?
貴重な代物だからプレミア価格なんだろう

「あっ先輩これ1本じゃ」

よく見ると24本入り?

「それより明日の旅行の用意しろよ?」

「え?あっ?あっうん」

みかん水いらないのか?
3659円は24本入りのダース購入の値段だった
1本売りはしていないみたい。当たり前か?
1本100円そこそこのジュースを送料無料で1本売りしていたら儲けにならないよな‥

でもやっと見つけたあのみかん水かも知れないみかん水

ポチ‥

「日高何してんだよ?早く用意しろよ?」

単純計算して1本当たり150円ぐらい?
少し高くなってだけど先輩が喜ぶなら♪俺も久しぶりに飲みたいしって事でポチっとかごの中に入れた

「あっ今回も白先輩連れて行けるのかな?」

「モコモコ?あーーっ!!?」

思い出した!

「何?先輩?」

「聞いてくる!」

聞いてくるって何を?誰に?

ダダダ‼と部屋を出て隣の鮫島の部屋を開けた

バン!!

びくっ‼

「ななっなっちゃん?」

「モコモコは‼?」

モコモコ?

「ああ白先輩か?部屋にいないのか?」

鮫島に聞いてない!

「河辺モコモコは‼?」

「あっ忘れてた!」

忘れてただとーー‼?

「僕行って来る‼」

河辺が部屋を出て行った

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