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そしてなぜか背高ﾉｯﾎﾟと俺が少し離れて横に並んで座ってモコモコが遠くでスタンバイ?

鮫島「では始めます！白先輩どっちが好きかな？行ってみよう(笑)」

相川「鮫島お前っ」

面白がってるだろ‼
モコモコは俺が大好きに決まってる‼

相川「モコモコおいで‼」

俺は手を叩いた

一歩前に出たモコモコ

相川「そうだ♪こっちおいで♪」

パチパチパチ‼♪

？？？

ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ‥

白先輩が先輩の方に向かってゆっくり動き出した
白先輩いい感じ♪って先輩応援したら一緒に温泉行けないんだった！

日高「小野寺さんも何か言わなきゃ‼」

小野寺「あっああそうか？おいで？」

ｸｰﾝ？

首を傾げた白先輩

小野寺「ほらおいで♪」

手を叩かず大きく両手を広げた

相川「そっちはダメだ！モコモコ‼こっち‼」

小野寺「こっちだ来い」

ワンワン！

立ち止まって二回吠えた

相川「日高‼おもちゃ持って来い‼」

玩具？

日高「そんな事したら反則だろ？(笑)」

モコモコがまた歩き始めた

こっちだ！こっち‼こっちに来い‼

相川「早く！！いいから持って来い‼」

これはもう男と男の戦いだ！

パチパチパチ‼パチパチパチ‼

相川「モコモコ‼こっち‼モコモコ‼?」

先輩必死だな(笑)白先輩どうする？

小野寺「白先輩抱っこしてやる」

相川「抱っこ?それ反則だろ‼背高ﾉｯﾎﾟが抱っこなら俺は高い高いしてやる！」

小野寺「来てからしてやるから反則ではない」

相川「決めつけるな‼」

小野寺「決めつけていない」

相川「モコモコは絶対行かせないからな‼」

小野寺「それは白先輩が決める事だ」

相川「何だとっ‼?」

ワンワン！ワンワン！

言い合いを始めた二人の真側まで近づいてまた吠えた

小野寺「‥‥‥‥」

相川「‥‥‥‥」

白先輩と目を合わせた二人

ワンワン！♪

しっぽをぶんぶん振り回す

相川「遊んでやるから俺のとこおいで？」

先輩がそっと手を差し出せば一歩一歩歩み寄って行った

小野寺「白先輩お手」

？？？

スチャッ♪

相川「ずりーぞ‼」

小野寺「何がだ？お手覚えたのか？偉いな♪よしよし♪」

ワンワン♪ワンワン♪ﾊｯﾊ♪ﾊｯﾊ♪

くっそーっ‼

鮫島「決まったな(笑)」

相川「これは背高ﾉｯﾎﾟがズルしたから！」