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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第2章 なつめ先輩の噂

俺は先輩が門に来るまで待っていた

カツ‥‥カツ‥‥‥カツ‥

「‥‥‥‥‥‥‥」

カツ‥‥カツ‥‥‥カツ‥


一度止まってまた歩き出す先輩‥

俺は先輩の後をつけた

カツ‥‥カツ‥‥‥カツ‥

カツ‥‥カツ‥‥‥カ‥

「誰かいるのか?」

先輩が振り向き壁に隠れた俺に言う


また歩き出した先輩

「‥‥はぁ‥‥‥‥」

カツ‥‥カツ‥‥‥カツ‥

その足音はいつも聞く足音よりゆっくりで‥


先輩の後ろ姿がやけに悲しく見えたのは気のせいだろうか?

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