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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第56章 そしてあれよあれよと始業式

それでも鮫島先輩と交代して漕いだ自転車

ピッタリ横にマークして漕いだ

相川「日高!危ないから離れろ!」

日高「何でさ?」

相川「だから危ないって言ってるだろ‼ゼーゼーっ」

何でピッタリくっついて走ってんだよ!
しっしんどい‼こいつ日高より重いんじゃっ

鮫島「なー?なっちゃん?」

相川「何?はぁ‥はぁ‥っ」

鮫島「代わろうか?」

相川「じゃ代わってくれ(俺ってラッキー?♪)」

あっさりすぎんだろ‼?何で代わるんだよ!

日高「俺の時と違うー‼」

相川「当たり前だろ?」

日高「何でさ‼」

相川「細かい事は気にすんな♪鮫島行こうぜ(笑)」

はぁ?ム・カつくー‼

日高「河辺掴まっとけよ‼全力で漕いでやる‼」

河辺「行け♪行け♪ゴーゴー‼」

右手挙げたらビュン‼と加速した自転車

落っこちる‼

ぎゅっと日高先輩にしがみついた

日高「チリンチリーン♪お先でーす(笑)ふん‼」

ビュン‼と飛んで行った自転車

鮫島「!!!?(あんの野郎‼)」

河辺はピッタリ日高君にしがみついていた

鮫島「なっちゃん掴まれ‼」

相川「え?あ?うん?」

言われるままに掴まったら

ビュン‼
いきなり猛スピードでこぎだした

相川「ひーっ‼怖い!怖い!落っこちる‼」

そうだ!こいつがこいだらスピード違反する奴だった

相川「降ろせ‼降ろせバカ!!」

鮫島「ちゃんと掴まってれば大丈夫だから♪」

大丈夫な訳あるか‼?

キキーっ!!ガッコン‼

車体が浮いた

相川「あっぶねーな‼止まるなら止まるって言えよ!」

鮫島「降りろ」

鮫島は振り向かずにそう言った

もしかして怒ったのか?俺の言い方が悪かったとか?どうしよう‥

相川「ご‥ごめん‥な?」

鮫島「何が」

相川「何がって‥俺の言い方が」

鮫島「言い方?着いたから降りろって言ったんだけど?」

着いた?気づけば大学は目と鼻の先

相川「はぁ?!それならそうと言え‼返せバカ‼」

鮫島「返せ?何を?」

相川「俺のごめんをだよ!バーカ‼バーカ‼」

そう言って相川は元気に門まで走って登校した

鮫島「あいつムダに元気だな‥」

駐輪場に自転車を置いてっと♪

河辺「鮫島先輩?発表見に行こう?♪」

鮫島「発表?」

河辺「クラス発表だよ♪」

あっそうか?クラス発表は貼り出されるんだった

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