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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第56章 そしてあれよあれよと始業式

鮫島「ってか何で河辺が嬉しそうなんだ?」

河辺「えー?だって気になるじゃん?♪」

気になる?

こいつまさか‥また?

鮫島「おい河辺‼」

河辺「なにー?それより鮫島先輩早く♪」

トットット♪と小走りに走って行く

俺の考えすぎか?

そしてやって来た貼り紙の前

鮫島「えーと?俺はどこだ?」

3年1組にはなかった
2組か‥?

ない‥ない‥ない‥あっあった!

俺は2組のクラスに名前があった

鮫島『あっ‥日高君と一緒だ‥』

相川は?1組の貼り紙にも2組の貼り紙にも名前はなかったよな‥まさか‥

鮫島『相川‥相川‥』

あっあった‥

3組かー‥

留年組みは同じクラスになると思っていたのに離れたな‥

相川「鮫島‥」

ポン♪と肩を叩かれた

相川?がっかりしてる?

鮫島「まさか‥離れるとはな」

相川「俺も同じクラスだと思っていたのにな‥はーぁ‥」

ため息つくほどに心細いのか‥

鮫島「遊びに来いよ♪日高君もいるしさ?」

相川「何で俺と日高が離れ離れなんだよチクショー‼」

え?そっち?

日高「鮫島先輩とは初めてですね♪宜しくお願いします(笑)」

相川「鮫島とはって俺と一緒になってても初めてだろうが?」

日高「そらそうだけど‥」

相川「あーあ‼何で俺だけボッチなんだよ?つまんなーいぃっ」

先輩が拗ねた

日高「先輩!遊びに来なよ?♪」

相川「何で俺がそっちにわざわざ行かなきゃなんねーんだよ?お前が来いよ?」

え?ええーっ‼?

そして体育館で始業式の式典が行われて

チラ‥チラ‥

隣のクラスの日高の列が気になる

俺は相川だから必然的に一番前であるからして日高は‥

バチっ☆!!目が合った

日高『せんぱーい♪(笑)』

先輩に向かって小さく手を振った♪

相川「バッバカ‼」

「あー?何だいきなり?」

日高の隣に座ってるやつが自分に言われたと思って文句言ってきた

相川「お前にじゃねーよ‼」

「お前?アンタにお前って言われる筋合いないんだけど?」

相川「俺だってねーよ?何言ってんの?」

ガタン‼と突然そいつが椅子から立ち上がった

「ナメてんの?」

ガタ‥釣られて俺も立ち上がった

相川「はぁ?それお前だろ?」

ざわつき出した会場

ちょっちょっと先輩!?何してんの?!

先生「そこ座りなさい‼」

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