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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第13章 大切な物

「‥ッ‥せ‥ぱ‥‥い‥ッ」

泣きながら彼の事を呼ぶ彼

「大丈夫だから。ゆっくりおやすみ」

優しく頭を撫でてあげると

またキスされた


だんだん深くなっていく繰り返されるキス


先輩先輩と何度も呼んでは泣いている



だから俺は‥






「俺を先輩だと思え‥」






深く交わる舌と舌

離せば糸を弾く唇

日高君の顔は涙を浮かべながら微笑んでいた


涙の跡にキスしたら

《くすぐったいよ先輩‥》


この子は‥健気すぎるんだよ‥


愛おしく愛してあげなくてはいけない気がしてならなかった

きっと大好きな先輩の夢の中なんだろう

その幸せな夢を壊さないように優しく優しくキスを返してあげるとすごく嬉しそうにまたキスをしてきた


服を捲りあげ小さな胸を舐めてあげると一瞬戸惑いを見せた

先輩がすごく大胆でびっくりした


けど‥そんなに俺を愛してくれているんだと思ったらすごくすごく幸せで嬉しかった

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