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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第56章 そしてあれよあれよと始業式

相川「こいつが言いがかりつけて来たんですけどー」

やっぱり?
性格からして引き下がるような先輩じゃない訳で‥

日高「ちょっと先輩!とにかく座れよ!」

俺まで立ち上がった

相川「お前が手なんか振るからいけないんだろ‼?」

日高「え?俺のせい?!」

ざわざわ‥ざわざわ‥

ひそひそ‥ひそひそ‥

めっ目立ってる?

日高「とにかく座れって!」

相川「はぁ?お前が俺に指図すんなっ!ふん‼」

ドスっと俺は自分の意思で椅子に座り直した

「なー?なー?アイツ誰だよ?お前の知り合い?」

さっき先輩と言い争っていた奴が聞いてきた

日高「あの人はあーだけど本当は根は優しい人なんだ‥」

「いや‥俺そんな事聞いてないんだけど?知り合いかって聞いてんだけど?」

日高「え?あっ?知り合い?えっ‥君は誰?」

君は誰って聞いてどうすんだよ!?

うろたえるな‼早く言えよ‼俺の恋人だって!って言われたら困るのは俺か!?

「俺?初めてだな♪宜しく♪」

日高「あっうん。どうも♪」

うん?握手するなっ!あーイライラする‼

相川「どうでもいいんだよそんな事‼さっきからうっせーんだよ‼話が全然聞こえねーだろ静かに聴けよ‼」

日高「どっどうでもいい?そんな事??」

相川「何だよ?」

日高「いや‥‥別に」

相川「ふん‼」

日高『うっ‥』

先輩はキレたら俺より怖いと思う
だからここは静かに…

チョンチョン♪

「なー?」

しようとしたのにさっきの奴が俺にまた言ってきた

「案外真面目な奴なんだな?」

日高「誰が?」

「アイツ‥」

先輩を指差した?真面目?

日高「いや?そうでもないけど?」

「ええ‼?そうなのか‼口は悪いけど見た目は真面目そうだけどな?」

日高「君知らないから言えるんだよ‥」

「え?例えば?」

日高「何?先輩に興味あるのか?」

「先輩?え?あいつダブり?マジで?ダッサー(笑)」

ぶっちーっん‼

相川「おい‥そこのお前ら?口を削ぎ落とされたいか?」

親指を唇に這わせゆっくり下に向けた

全部丸聞こえだった‥

‥すっげーゲス顔なんですけど
お前らって俺関係ないよな‼?関係ないよね‼?

相川「大人しくしてろ」

すっ‥すみません‥。

心の中で土下座した

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