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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第56章 そしてあれよあれよと始業式

日高「先輩は何でそう思ったらすぐ行動な訳?!」

部屋に入ったら入ったで日高がガミガミ言ってきた

相川「だって気になるだろ?」

日高「気になるからってそれは良くないと思うけど!」

相川「だって気になるんだもん‥」

日高「とにかく!その気になったらすぐ行動するの止めた方がいいよ!時と場合を考えて」

相川「時と場合?」

日高「そう時と場合。今はいいかな?とか悪いかな?とかちゃんと考えてから行動する事!分かった?」

相川「はい…」

はい…とは言ったもののよく分かんない‥

即行動に移す人間に考えろと言うのは無理な事

だって、ずっとそうしてきたんだからどのタイミングで聞けばいいのか分かるはずがない

あー‥考えんのめんどくさい‥

トントン♪

日高「はい?どうぞ?」

ガチャ♪

橘「あっ日高君と相ちゃん買い物行って来てくれるかな?」

相川「えー?何で?ナンパ野郎が行けばいいじゃん?」

橘「私が行けたら君たちに頼まないよ。締め切り近いんだ悪いけど行って来てくれないかな?」

締め切りー?

橘「好きなお菓子かジュース買ってきていいから♪ね?お願い♪」

お菓子かジュース?!♪

相川「日高行くぞ♪」

日高「ちょっと先輩?!」

橘さんからお金を受け取った先輩の足取りの軽い事軽い事

相川「日高は何買う?♪」

日高「俺?俺は‥そうだな?」

相川「俺は板チョコモナカとチョコビスケットとそれから♪」

日高「ちょっちょっと先輩?!お菓子は一人一個だよ?」

相川「誰が決めたんだ?」

日高「誰って‥」

相川「こうゆうのは役得って言うんだよ♪」

日高「役得?」

相川「そう♪買い物に来た俺たちの役得♪」

違わないけど何だか違う気もする‥

そしてスーパーにやって来た

相川「日高♪日高♪早く!早く♪」

先輩がキャッキャ♪言いながら走って行く

日高「先輩?お菓子は後だよ?」

って言ったそばからお菓子売り場の前にいた

日高「後だって」

相川「えー?いいじゃん?どうせ買うんだから♪」

どれにしよっかな?♪

日高「だーめ。お菓子は後!ほら行くよ?」

相川「えー?何で?何で!何でだよ!日高ー?」

俺を置いて先先歩いて行く

相川「お菓子ー‥ぶー‼」

日高「先輩早くおいで♪」

日高が手を差し出した

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