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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第57章 焼け焼け♪餃子パーティー♪

ガラ‼

日高「ゼーハーっこっ‥こっ」

職員「なっ何だ‼?チャイム鳴ってるだろ?教室に戻りなさい‼」

いきなり飛んで入って来た生徒

日高「こっ校長先生に話があります!」

職員「校長?不在だが?」

不在?

日高「クソ‼」

ピシャッ‼

また飛んで戻って行った

職員「何だったんだ?」


遠い親戚にあたる叔父さんは桜木大学の校長をしている。だから俺が交渉すれば先輩と同じクラスにしてもらえるかも知れないと思って職員室まで走ったのに不在だった

落胆して廊下を歩く

突発的に思い付いたのはいいものの不在じゃ話しにならない俺は叔父さんの個人的な連絡先知らないし‥知らないし?

日高「あっ……」



携帯を取り出した

プルル♪プルル♪

『はい?日高ですが?』

実家に連絡をした

「あっ?俺俺!頼みがあるんだけどさ?」

『(俺俺?オレオレ詐欺?!)』

「もしもし?聞こえてる?」

『えっええ何かしら?(動揺してはいけないわ。落ち着いてその後警察に通報)』

「あのさ?相川なつめって言う大学の先輩を俺と同じクラスにしてほしい‼って叔父さんに頼んでくれないかな?」

『は?』

金銭目的ではない?

「だから先輩を俺と同じクラスにしてほしいんだって‼聞いてる?!」

『一樹?一樹なの?先輩って?』

「だから俺だって!誰だと思ったんだよ?ってか先輩を俺のクラスに移動させてほしいんだ」

『先輩って?』

「俺の好きな人‥」

『好きな人ってアンタが通ってる大学は女の子いないでしょ?』

「でも好きなんだ‥俺たちは愛し合っているんだ‼だから‥頼むよ‥同じクラスにしてくれよ‥」

『愛し合っているってどうゆう事?お母さん頭が混乱してきたわ』

「ごめん‥昨年勝手にその人と結婚した」

『けっ結婚!?(先輩は男性で結婚って事はつまり息子は‥)』

「もしもし?もしも『一樹その人家に連れて来なさい!話はそれからよ‼わかったわね‼』

「ちょっ!(ツーツーツー‥)」

切れてしまった

親に紹介もせずにしてしまった自分も悪いけど親に頼んで良からぬ方向に話が進んでしまった‥

はーぁ‥より重い気持ちで自分のクラスの戸を引いた

あれ?皆いない?どこ行ったんだ?

ああそうか?午後から体育だったんだ?

着替えるのも面倒くさい‥

戻ってきた教室を俺は後にした

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