
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第13章 大切な物
東京駅の喫茶店に立ち寄って先輩と初めての喫茶店を経験している俺がいる
「先輩何で来たんですか?」
それは‥
「他に大切な人いるんですよね?」
それは‥
「違う!」
バンっ!立ち上がってテーブルをおもいっきり叩いてしまった
しーーーっんとしてしまった店内
少しして、またガヤガヤ言い出した
「俺はお前を追いかけた。他に好きなヤツなんか‥」
けど‥あの時の
「先輩キスマークついてましたよ‥‥」
「あれは‥‥‥寂しくて悲しくて俺は‥‥‥日高を忘れようと‥‥‥‥」
先輩‥‥
「もういいよ先輩」
顔を上げたら日高が笑ってくれていた
先輩が隠さず俺に言ってくれた
あの先輩が言ってくれた
どれだけ勇気がいっただろう
どれだけ悔しくて悲しかったんだろう
俺も同じ事をした
心は想っていても身体が寂しくて寂しくて悲しくて壊れてしまいそうな想いを先輩もしていたんだ
そう思うと許してしまった
「日高‥これ」
おもむろに取り出した先輩の携帯には
あのストラップが窮屈そうに2つ一緒にくくりつけられていた
「ぷっ‥」
「わっ笑うなよっ」
あの先輩が?
俺のを拾って?
外れないようにきつくきつく団子結びしている姿を思い浮かべたら
何だか可愛くて可笑しく思えて仕方がなかった
先輩‥‥
チュッ‥
え?
ここ喫茶店内だぞ‥ コイツはっ!?
チュッ‥
え?
先輩‥‥が返してくれた?
俺たちは2人とも真っ赤な顔して俯いた
初めての先輩との喫茶店は俺の大切な宝物になった
そして、また先輩との思い出が一つ増えた
先輩も一つ大きく成長したように感じる
このまま素直でいてほしい‥‥‥
「先輩何で来たんですか?」
それは‥
「他に大切な人いるんですよね?」
それは‥
「違う!」
バンっ!立ち上がってテーブルをおもいっきり叩いてしまった
しーーーっんとしてしまった店内
少しして、またガヤガヤ言い出した
「俺はお前を追いかけた。他に好きなヤツなんか‥」
けど‥あの時の
「先輩キスマークついてましたよ‥‥」
「あれは‥‥‥寂しくて悲しくて俺は‥‥‥日高を忘れようと‥‥‥‥」
先輩‥‥
「もういいよ先輩」
顔を上げたら日高が笑ってくれていた
先輩が隠さず俺に言ってくれた
あの先輩が言ってくれた
どれだけ勇気がいっただろう
どれだけ悔しくて悲しかったんだろう
俺も同じ事をした
心は想っていても身体が寂しくて寂しくて悲しくて壊れてしまいそうな想いを先輩もしていたんだ
そう思うと許してしまった
「日高‥これ」
おもむろに取り出した先輩の携帯には
あのストラップが窮屈そうに2つ一緒にくくりつけられていた
「ぷっ‥」
「わっ笑うなよっ」
あの先輩が?
俺のを拾って?
外れないようにきつくきつく団子結びしている姿を思い浮かべたら
何だか可愛くて可笑しく思えて仕方がなかった
先輩‥‥
チュッ‥
え?
ここ喫茶店内だぞ‥ コイツはっ!?
チュッ‥
え?
先輩‥‥が返してくれた?
俺たちは2人とも真っ赤な顔して俯いた
初めての先輩との喫茶店は俺の大切な宝物になった
そして、また先輩との思い出が一つ増えた
先輩も一つ大きく成長したように感じる
このまま素直でいてほしい‥‥‥
