テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第14章 せっかく‥

ガチャ

「先輩♪橘さん来たよ」

早っ!

「お前なー今の今じゃなくても良くねーか?」

俺が玄関入ったらストラップ2つで可愛くハート型を作った

いかにも手作りです!!って言っている物が飾られていた

「これは?」

俺は日高君に聞いた

「あっ♪それは先輩が作って『言うな!』」

先輩が慌てて玄関まで来た

「君が作ったのか?」

だから俺は嫌だって言ったんだ‥

「上手に出来てるじゃないか」

え?誉められた?

「うるせーっ勝手に見んなっ」

「勝手にって君ね‥飾ってあるのは見てほしいからだろ?」

うっ‥日高が飾ったんだ俺じゃね-

何だかまた嫌な予感がしてきたから俺は話題を変えた

「橘さん何食べたい?」

はぁ?俺は後回しかよ‥

「何でもいいよ♪君は何食べたい?」

何で日高じゃなくてナンパ野郎から聞かれなきゃなんねーんだ‥

「日高は?」

少し考える日高

「前は鍋したから‥」

う~んとずっと考えてる日高

その間にナンパ野郎が俺に近づいてきて

ぐいっ!

「うわっ!?」

いきなりケツ揉まれた!

「かわいい声聞きたいな」

耳元で囁かれぞーっとした

かわいい声?
何の事だ?

「何の『日高君決まった?』」

無視すんじゃねーよっ

日高は考えても決まらなかったみたいだった

するとナンパ野郎

「俺がご馳走するよ記念にね」

ウィンクしやがった

気持ち悪りーぃ

「記念って何だよ?」

すると日高が慌ててナンパ野郎の背中押して見えないところに行きやがった

何コソコソしてんだ?
そう思って覗くと
ナンパ野郎が日高の耳にキスしてやがった

「てめー!日高から離れろっ」

橘さんに耳元で内緒にしといてと言ったらまた橘さんが耳元でわかったって言っただけなのに‥

殴りかかろうとした手首をいとも簡単に掴まれた

「君はバカだな」

はぁ?

「バカはお前だ!ナンパ野郎!?」

ナンパ野郎?
そういえば先輩橘さんの事よくナンパ野郎って言うよな?

「ナンパ野郎って?」

別れる原因の3分の1ぐらい占めた質問をまたしてしまった俺

ストーリーメニュー

TOPTOPへ