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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第3章 嘘だろ‥

「なつめ君私の目を見なさい」

俺は教授の目が見れないでいた

「なつめ君」

次に名前を呼ばれた時には俺は力強く引き寄せられ口づけをされていた

「んんぅっ‥」

みるみるうちに力が抜けてゆくのを感じる

いきなり体位が逆転される

俺は頭の上で両腕を組み敷きられ教授が見透かすような眼差しで俺を見ている

「君の瞳には何が映っているのかね?」

その眼差しで質問されると耐えられなくなる

「べっ別にアナタには関係ない事でしょう‥」

「いつから私にそんな口を聞くようになった?」

俺は言葉をつまらせた
教授が俺の手首を一瞬見たように感じた

「なつめ君痣になってしまったね」

教授から降ってくる優しいキス
組み敷きられていた腕が解かれる
心の奥まで見透かされているかのような優しいキスだった

「教授‥」

俺は自ら教授の首に腕をまわし求めてしまう

「んんぅっ‥あっ」

教授は俺の服を捲り上げ胸の小さな突起物を指で転がし舐めてくる

「ふぅんっあっあん」

ズボンの中に手を入れようとしてきた時

トントントン♪

教授の部屋の扉がノックされた

《え?見られたくない》

心の叫びが通じたのかはわからないが教授が俺から離れ扉の方へ行く


俺はその隙に服を上げ鞄を持ち扉の方へ走って扉が開くのと同時に廊下に出た

ガラッ

ドン!

「うわっ!」

俺が飛び込んだ胸から微かに香水の匂いがした
あの時鼻をかすった香水の匂い

「ひ‥だ?」

謝ろうと思った時、扉のすぐ側には教授がいる
俺はとっさにその場から逃げてしまった

「何だ?‥謝れよったくー‥あっ黒川教授先生から預かってきたからぁ。」

また屋上に行きずっと寝てた俺が帰ろうとした時先生に呼び止められて資料を黒川教授に渡していてほしいと言われた

何で俺が?と思ったけど預かって渡す事になった

「ありがとう君は?」

資料を受け取った黒川教授に名前を聞かれた

《面倒くせーな》

「俺2年の日高一樹って言います。んじゃー」

そう言って彼は資料を私に渡して帰って行った

日高一樹か‥

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