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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第14章 せっかく‥

俺が玄関開けたら日高君が目に手を当ててこっち向いてた

何だ?

そーっと部屋を覗くと

色白の細い腰をした食パン君がズボンを少し下ろし服を着替えていた

「美しい‥‥」

俺はつい口にしてしまっていた

ハッ!とした顔した食パン君

「バッ変態!見るなよっ!向こう向いてろ!!」

そう言われ日高君と同じ格好で手を目に当ててしまった俺

もしかして終わった直後だったのか?‥‥
そう思いながらも、また見たくなってしまう

手の指の隙間から少し振り向き覗くと上半身裸になっていた
俺は手を離してまじまじと見てしまった
それに気づいていない食パン君

白い肌に細い腰 少し見えたぷりっとした小さなお尻
なめかしく見えて仕方なかった

まるで誘っているかのように見える

着替え終わったみたいだったからまた見てないフリをした

「終わったぞー」

そう言うと腰を少し抑えて歩いてきた食パン君

やっぱり終わった直後だったみたいだ

俺は毎日のように食パン君の喘ぎ声を壁越しから聞かされている

妄想が走る

《日高っやめてっあんっくっんう》

《先輩まだだぜっもっと腰動かせよっ》

《あっ日高っ無理っんあああぁ!》

「おい!?何突っ立ってんだよ」

ハッ!気づいた時には日高君はもう座っていた

恥ずかしくなる俺
話をしないとバレそうで

「どこ食べに行こうか?」

「焼き肉がいい!」

日高が言った

俺は腰が痛かったから出来たらゆっくり出来る家が良かったけど焼き肉を食べに行く事になった

ナンパ野郎の車に乗り 後ろに俺と日高

運転はもちろんナンパ野郎

赤で信号が止まった時ふとナンパ野郎を見ると色とりどりの街灯で照らされたナンパ野郎の少し見えた横顔がかっこよく見えてしまった

コイツこんな顔してたんだ‥

焼き肉店に着くとはしゃぎだした日高

「いらっしゃいませ♪」

席を案内され着くと早速メニュー表をじーっと見ている日高
ちらっとナンパ野郎の方を見たのが何だか気に食わねー

俺は足で日高を軽く蹴った

「だって見て見ろよ」

見せられたのはメニュー表

高っ!?

そんな俺らに気づいたのか

「気にせず注文していいからね」

大人の笑顔のナンパ野郎

やっぱり大人なんだと思った俺

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