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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第15章 先輩がやってきた

俺が部屋に入り荷物まとめてカバンに詰め玄関前で待ってた日高に渡した

「すぐ行くから車で待っててな」

「先輩の家見てみたいな…」

「ダメ!」

え?

「あ‥いや‥もう関係ない部屋見ても仕方ないだろ?ほら車戻って待っててな」

そう言うと日高はトボトボ歩いて車に戻った


俺は玄関先で教授の面影残る部屋に別れを告げ鍵を置いて家を後にした


「荷物それだけなのか?」

ナンパ野郎が言ってきた

「あ‥ああ。服ぐらいしかなかったし‥」

じゃ別に車いらなかったんじゃ?みたいな感じだった

「飯‥奢るからさ‥」

俺が言うと

「日高君何食べたい?」

俺が奢るんだぞ?
人の話聞いてんのか?

「マックのポテト食べたいかも♪」

「じゃマクドナルド行こうか?ドライブスルーにする?」

どっちでもいいと言った日高ドライブスルーに決まった

「いらっしゃいませ♪ご注文をどうぞ」

「俺フィレオフィッシュのセットでジンジャエール」

俺が先に注文を言い
ナンパ野郎が

「同じ物でアイスコーヒー」

日高も同じ物でホットカフェオーレだった

3人一緒とか‥俺は笑いそうになった


注文した商品を受け取り車中で食べながら帰る事になった


「俺フィレオフィッシュ大好きなんだよな」

へー先輩フィレオフィッシュ大好きなんだ‥

知らなかった‥

日高が少し寂しそうな顔をした

「食わねーの?」

「あ‥いや。食べるけど‥」

おかしなヤツ

するとナンパ野郎が日高にポテト食べたいとか言い出した

日高はポテトを取って横向き加減で口開けてるナンパ野郎の口にポテト入れやがった

「おい!ちょっと待て!」

ポテトむしゃむしゃしながらナンパ野郎

「何だ?君もしてほしかったらしてもらえばいいだろ?」

俺は‥‥

「先輩あ~ん♪」

出来るかよっ

「いらねー!」

日高の手を払いのけてしまった

それをバックミラー越しに見ていたナンパ野郎に笑われて悔しかった
日高日高ってなんなんだよ!

日高がホットカフェオーレ飲もうとした時


キキキー!!

いきなり急ブレーキ踏みやがった

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