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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第15章 先輩がやってきた

「日高君が入れてくれたの?ありがとう」

「ありがたく飲めよ」
と先輩

「君が入れたんじゃないだろ?」

「うるさいっさっさと飲めよ!」

「言ってる事が逆だな」

「はぁ!?」

また始まった‥

橘さんがベランダに出てタバコ吸い出して俺を手招きしいる

「何ですか?」

橘さんが指にタバコ挟んだまま

「吸いたいんだろ?おいで」

優しく俺にそう言ってくる

指に挟まれた煙が出てる美味しそうなタバコ

煙に誘われるかのように唇を近づけて

「何してんだよ‥」

きたきた食パン君

「何って見てわかんないのか?」

見てわかんないのか?って日高がナンパ野郎の指舐めて?
こんにゃろう!

スー‥フー‥

「あっ先輩ごめん。タバコ吸いたくなってしまった(笑)」

違った‥

「日高俺の前でも吸っていいから自分の吸え」

「良かったねー(笑)」

これは橘さんの戦略か?すげー人だな…

ベランダから出て自分のタバコ持ってまたベランダに行き橘さんとタバコ吸った

橘さんはベランダの壁に背中つけて足を交差して少し上向き加減で吸っている

絵になる人だな…
見ていたら橘さんと目が合って
少しほっぺたが赤くなってしまう

「日高君かわいいね‥」

かわいい!?
俺が!?

「‥かわいいとか言われ慣れていないから‥俺」

「かわいいよ。とっても」

橘さんの手が俺のほっぺたに添えられて

「え?」


「日高~?」

俺はその頃少し腹が減ってお菓子が食べたくなってキッチンでお菓子を探していたけど‥どこにあるのかわからないから日高を呼んだ

橘さんの手が触れ
唇が近づいてくる

「え?」

「キス‥されると思った?」

何もされなかった。
ハラハラさせないでくれっ

先輩の声が聞こえて きたから
慌てて先輩のとこ行くと

「お菓子が食いたい!」

「先輩子どもじゃないんだから‥」

うるさいっ!と言いながら呼んだ俺をほったらかしにして部屋に戻っていく

なんなんだよまったく‥

今度は橘さんが俺のとこに来た

「何か探してるの?」

「先輩がお菓子食べたいって言うから」

後ろからかぶさるように包まれて‥‥背中が熱くて‥

「あったよ。ハイ♪」

いちいちドキドキさせんなっ
先輩でいっぱいいっぱいなんだよ!俺はハァ‥

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