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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第16章 日高が!?

「一樹チャびしょ濡れ!?入って」

俺は亮太の家に来ていた

「いや‥ここでいい」

一樹の様子がおかしい ?

「どうしたの?あっ!もしかして僕の事心配し『違う!』」


「え?…」

一樹が別人に見えた
僕の知ってる一樹じゃなかった

「俺は相川先輩が好きなんだ」

うそ‥

「俺らは付き合っている」


うそだ‥

「亮太は俺のただの幼なじみでそれ以上でもそれ以下でもない。今まで隠してたつもりはないけど悪かった。俺は先輩が好きなんだ」

そう言って一樹は僕から離れて行った











ずぶ濡れになった冷たくなった服は重く傷ついた心を一気に冷ましていく

アパートに戻ろう

先輩ともう一度ちゃんと話し合おう









日高のヤツ帰って来ねー

時計を見たら22時だった

俺があんな事言ったからか?

日高の帰る場所はここなんだぞっ

帰って来い!!










ピンポーン♪ピンポーン♪
ピンポーン♪

日高?!

何でチャイム鳴らすんだ?

ガチャ

「先輩‥俺‥」


俺は日高を抱きしめた








一樹が僕から離れていった


一樹は僕の物なんだ

一樹は僕だけの物なんだ!

僕は一度家に入ってから一樹のアパートに向かった










一樹は絶対渡さない 僕だけの物

走って行くと一樹にすぐ追いついた

「あっ!一樹だ」

僕の一樹


僕だけの物












グサッ!!











「っ痛ってー!!」



え?…日高‥






日高が俺の腕から落ちていく







何?






何があったんだ?







日高が地面に落ちた





自分の手を見たら血がボタボタ滴り落ちている



血?



日高の血‥‥?






嘘‥だろ‥

俺は日高を抱きかかえた

「おい!!日高‥!!おい!!」


「先輩‥ごめんな‥ちゃんと‥ケジメつけた‥‥ら‥ごめ‥な」

「日高‥‥?」


「っ好‥き‥だ‥ょ」

日高の目がゆっくり閉じていく

「おい!!日高!!日高―――!!」


僕は一樹を自分だけの物にしたくて一樹を果物ナイフで刺していた


そしたら一樹のお腹から血が溢れてきて怖くなって逃げてしまった

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