
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第16章 日高が!?
俺がたまたまキッチンでコーヒーを作っていると何か食パン君の叫び声が聞こえてきた
「また何かあったのか?」
ガチャ
食パン君が日高君を玄関先で抱きしめている
「君たち家でやりなさいラブラブなのはわかるけど‥」
食パン君と日高君に近づくと
赤い血が見えた
「おい!!何してる!!傷口抑えろ!!タオル持ってこい!!救急車呼べ!!」
彼はただ日高君を抱きしめていた
俺は自分の部屋に戻り自分のYシャツを引きちぎり日高君の腹にきつく巻きつけ救急車を呼んだ
ウー‥!ウー‥!
救急車に運ばれていく日高君
「同乗者の方は!?」
俺と彼は救急車に乗り込んだ
「日高!日高!」
救急車の中で処置をされている日高君の手を握り日高君の名前をずっと呼び続ける彼がいた
手術室のランプが点灯する
静まり返った病院の冷たい廊下
俺と彼は手術室の前の椅子に座って日高君の無事を祈り続けた
彼はずっと自分の拳を握りしめ握った拳に額を当て震えている
俺が彼の肩に腕をまわした時初めて俺の胸の中で泣き崩れて落ちた
手術室のランプが消され
ガラガラガラ‥
日高君を乗せたベッドが出てきたと同時に彼が先に日高君の元へと駆け寄り
日高君の手を握ぎった
「日高!?大丈夫か!?おい!!」
「落ち着いて下さい!!」
看護婦に注意をされやっと我に返った彼がいた
俺は手術を受け持ってくれた先生の話を聞いた
「命に別状はありませんからご安心下さい」
日高君が眠る病室の扉を開けると日高君は眠っていて
そばには彼が手を握りしめ日高君をずっと見ていた
「命には別状ないと先生が言ってたぞ」
「‥‥‥‥‥りがと」
小さく聞こえた彼の言葉
「俺はひとまず帰るからそばにいてあげなさい」
「‥ッ‥ウッ‥‥ッ‥‥」
俺は病室の扉を閉めた
「日高‥ごめ‥な‥俺が‥悪いんだ‥」
冷たい日高の手を握りしめていた時少しだけ
ほんの少しだけ日高の手が動いたように感じた
「日高!?」
俺が呼んでも返事はなかった
《先輩‥大好きだよ》
《先輩‥笑って》
《先輩‥俺は先輩だけだよ‥》
日高の優しい声が聞こえてきたように感じた
「また何かあったのか?」
ガチャ
食パン君が日高君を玄関先で抱きしめている
「君たち家でやりなさいラブラブなのはわかるけど‥」
食パン君と日高君に近づくと
赤い血が見えた
「おい!!何してる!!傷口抑えろ!!タオル持ってこい!!救急車呼べ!!」
彼はただ日高君を抱きしめていた
俺は自分の部屋に戻り自分のYシャツを引きちぎり日高君の腹にきつく巻きつけ救急車を呼んだ
ウー‥!ウー‥!
救急車に運ばれていく日高君
「同乗者の方は!?」
俺と彼は救急車に乗り込んだ
「日高!日高!」
救急車の中で処置をされている日高君の手を握り日高君の名前をずっと呼び続ける彼がいた
手術室のランプが点灯する
静まり返った病院の冷たい廊下
俺と彼は手術室の前の椅子に座って日高君の無事を祈り続けた
彼はずっと自分の拳を握りしめ握った拳に額を当て震えている
俺が彼の肩に腕をまわした時初めて俺の胸の中で泣き崩れて落ちた
手術室のランプが消され
ガラガラガラ‥
日高君を乗せたベッドが出てきたと同時に彼が先に日高君の元へと駆け寄り
日高君の手を握ぎった
「日高!?大丈夫か!?おい!!」
「落ち着いて下さい!!」
看護婦に注意をされやっと我に返った彼がいた
俺は手術を受け持ってくれた先生の話を聞いた
「命に別状はありませんからご安心下さい」
日高君が眠る病室の扉を開けると日高君は眠っていて
そばには彼が手を握りしめ日高君をずっと見ていた
「命には別状ないと先生が言ってたぞ」
「‥‥‥‥‥りがと」
小さく聞こえた彼の言葉
「俺はひとまず帰るからそばにいてあげなさい」
「‥ッ‥ウッ‥‥ッ‥‥」
俺は病室の扉を閉めた
「日高‥ごめ‥な‥俺が‥悪いんだ‥」
冷たい日高の手を握りしめていた時少しだけ
ほんの少しだけ日高の手が動いたように感じた
「日高!?」
俺が呼んでも返事はなかった
《先輩‥大好きだよ》
《先輩‥笑って》
《先輩‥俺は先輩だけだよ‥》
日高の優しい声が聞こえてきたように感じた
