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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第3章 嘘だろ‥

アパートに入ると先輩は迷わずベッドに座った
俺はある物を探していた

「確か‥ここに」

「なぁ?」

先輩に背を向けて探し物を探している俺に声かけてきた

「今探してるから声かけないでくんねー?」

「お前‥ヤリたいんだろ?」

《あっ!あった》

「だからお前俺とヤリたいんだろ?って」

俺は振り向いて

「アンタ何言ってんの?」

って言ったら先輩が

「俺の噂知ってるんだろ?」

《‥‥あ。》

門崎が言ってた言葉を思い出した

《だから~金さえ払えば抱かせてくれるって話♪》

俺はやましい気持ちなんかこれっぽっちもなかったのに、そんな目で見られてたのが何か嫌で‥‥

「知ってっけど。それが?」

って言っていた

すると先輩が上着脱ぎ始めた

「金はいらないから、ヤリたいならさっさとしろよ」

って言うんだ

「俺は‥‥‥」

わかんねーけど拳に力が入った

「俺の抜いた時したくなってここに呼んだんじゃないのか?」

《俺は‥‥‥》

「だからヤリたいならさっさとしろって」

《俺は‥‥‥》

先輩の服を脱ぐ手を握った

「痛っ‥離せよ」

しーんと静まる部屋

「安売りすんじゃねーよ」

「は?(笑)お前に俺の何がわかる訳?」

《確かに‥何もわかんねーけど》

「知った口聞いてんじゃねーよ!!」

《知らねーけど‥俺は》

そう思ったら先輩を抱きしめていた

「ちょっ離せよっ」

《あ‥‥‥俺》

「ごめ‥んなさい。」


「別に謝る事ないけど‥」

また静まる部屋

「あっ!そうだ!これに履き替えてくんねー?♪」

俺が探していたのは新しいパンツ

「え?」

俺は新しいパンツを渡された

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