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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第18章 救世主登場!?

「スッゴく美味しい!」


「な?うまいだろ♪」

僕たちはズルズルラーメンを夢中ですすった

ズルズルラーメンすすすりながら気になっていた事を聞いてみた

「いつも来るの?」

ズルズルラーメンすすりながら門崎君が

「俺毎食外食だから‥よく来るぜ♪おっちゃんのチャーシャーマジうまいから大好きなんだ(笑)」

そうなんだ‥

何か可哀想

僕には優しいパパにママがいる
けど門崎君はいつもあの暗い静まり返った家で一人ぼっちなんだ‥って思ったら

「今度家来ない?一緒に食べよう?」

「え‥‥?亮太?」

何故か僕は門崎君を家に招待してしまっていた

「‥‥‥‥‥」

嫌‥なのかな?

「嫌なら別に『行く!』」


「行くよ!絶対行くからな♪いつ?」

そんなに喜ぶ事なのかな?

「あ‥ママに話してからまた連絡するね」

「わかった♪」

亮太が‥

亮太が‥

俺を家に招待してくれた

すげー嬉しいなんてもんじゃなかった


「はー♪腹いっぱい♪亮太は?」

「僕もお腹いっぱい」

「じゃ出ようか♪」

お会計は門崎君が払ってくれた


「門崎君ごめんね‥ありがとうごちそう様」

「いいって事よ♪俺も楽しかったし♪また‥また来ような♪」

「うん♪」

家の途中まで来た時

「亮太?今日泊まってく?」

え‥‥?

「‥僕‥」

「泊まってけよ♪な?」

笑顔で言われても

「僕‥帰るよ‥ありがとう♪」

少し寂しげな顔をした門崎君

ごめんね…

「そ‥そうだよな(笑)またいつでも来いよ♪」

「うん‥じゃ僕はここで」

「送ってくよ!」


その言葉もいいよって断ってしまった


「そ‥そっか‥じゃ明日また学校でな♪」

僕が見えなくなるまでずっと手を振り続けていた門崎君


僕は‥ごめんね…ありがとう。

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