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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第18章 救世主登場!?

それから俺は胸を軽く叩いて 切なそうに歌いあげると鮫島がぽかんとした顔をしていた

「なっちゃんすげーじゃん!モノホンみてー!俺感動してるわ‥」

ざまぁみろっ♪  

どうだ!って顔したら鮫島のヤツも入れ出した

何唄うんだ?

ピッ♪

流れてきたのは虹だった

コイツもまた完璧にマスターしてやがった

やるなコイツ‥

俺らは張り合うようにラ○クの曲ばっか入れて歌い続けた

気づけば21時回っていた

「あ!いっけねー!日高!」

日高?って誰だよ?
そう聞こうとした時にはお金置いていなくなっていた相川

「やっぱり噂と違って律儀じゃんアイツ‥」

俺は相川が置いて行ったお金を鞄にしまいカラオケ屋を出て家に帰った






日高心配してるかな…

ヤバイよな…

裏口から入ってそーっと病室開けたら

「来た♪先輩お帰りー♪」

笑顔の日高が俺を迎えてくれた

日高の元へ歩いていく


「先輩遅かったね?何してたんだよ?」

少しふてくされてる日高がいた

まさかカラオケで熱唱してたなんて言えなかった

「あ!そうだ!今日いきなりダチになろうやって言われた‥」

嘘じゃなかったから日高に話した

「すげー!良かったじゃん♪先輩♪学校楽しくなるな♪」

そんな笑顔で言うなよ

寂しくなるだろ‥

「お前は‥平気なのかよ‥」

何が?って顔すんじゃねーよっ

「もういい‥」

俺が日高から離れようとすると

ふわっ

え‥‥?

日高が俺を抱きしめてくれた

「寂しいけど先輩が嬉しいなら俺も嬉しいから」

バカだな‥コイツは

鮫島をいくかコイツに紹介しようと思った


何故だからわからないけど鮫島は嫌なヤツじゃなさそうな気がした

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