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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第19章 日高は実は‥

次の朝

「ん~っ‥腰痛てーっ」

俺が目を覚ましたら日高の身体を抱きしめて眠っていた事に気づいた

昨日コイツと久しぶりにしたんだよな‥

そんな事思うと愛しさがこみ上げてくる

「日高‥好き‥」

おでこにキスをして
俺はベッドから降りて鈍く痛む腰をさすりながら大学へと向かった




「よっ♪日高ってヤツわかった?」

俺は情報屋のコイツに日高の情報を調べてもらっていた

「あ♪鮫島コイツ超人気者だぜ…お前負けてる(笑)」

マジか!ってか男?

「どんなヤツだよ?」

携帯に撮られていた日高ってヤツの写真はモデルか!?ってぐらい格好良かった

金髪が風になびき、耳にはキラキラ光るダイヤが一つ 着崩したダラっとした服装

眩しそうにしながら顔に手をかざす日高が映っていた

「格好いいな‥」

つい言ってしまった

「日高には隠れファンがごまんといて見た目とは違って優しいギャップがまた人気の秘訣!喧嘩負けた事なくて後‥‥」

ごにょごにょ‥

「え゛え゛ーー!!」

びっくりして大きな声を上げたらクラスの皆に注目されてしまった

「マジか!?」

頷いたコイツ‥

ガラッ

「あ♪相川おはよー♪」

「あ‥おはよ‥」

俺もだいふんこの雰囲気に馴染んできていた


「鮫島おはよー‥」

固まっていた鮫島

「どうしたんだよ?」

グイッ!!

いきなり腕掴まれてクラスからどんどん離れていく

「おい!!どこ行くんだよ!鮫島!!」

連れて来られたのは何故だか屋上だった

「何だよ!!離せって」

すっと離れた鮫島の腕

「なんなんだよったく‥」

「なっちゃんさ…」

なんなんだよ?

「何!?」

「日高って彼氏だよな‥?」

いきなり何なんだよ
つか何で知ってんだよっ

「それがどうかしたのかよ?」

隠さねーのかよ‥

「日高俺に紹介してくれよ」

はぁ?!何でいきなりっ

「何で‥だよ?」

「興味あんの♪」

興味?何の?

「いいから♪いいから♪な?なっちゃん♪」

はぁ?!意味わかんねー

俺が紹介しようとしてた事は興味があると言われた事で不安に変わった

「嫌だって‥言ったら?」

するとぎゅっと抱きしめてきた鮫島

意味わかんねーってマジでっ

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