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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第19章 日高は実は‥

「お前‥何?」

いちいち聞くな!

箸止めて食べない鮫島

「お前‥って何?」

コイツ‥日高みてー
言うまで食べないとか?

「恥ずかしいからやめろ‥‥」

ボソッと言ってオムライス食べたら鮫島が焼き肉1枚くれた

「ぷははは(笑)」

俺はまた笑ってしまった

「なっちゃんって笑ったら本当かわいいよな♪コレ素直に言えたご褒美♪」

「だからかわいいとか‥言うな!‥ご褒美とか‥いらねーし‥。」

ホラまた顔赤くした(笑)

くれた焼き肉をスプーンに手で乗せすくって食べた焼き肉のタレがついた指をチュパッと舐めた俺

相川は気づいてないかも知んねーけど‥
そうゆう仕草ぐっとくるもんなんだぜ‥

俺はオムライスを食べ終え鮫島の焼き肉食べてる姿をずっと見ていた

焼き肉食べる箸がまたとまる

どうしたんだ?

「そんなに見られたら食べずれーだろ(笑)」

まるで俺が鮫島に釘付けみたいな言い方しやがった

「ばっバカっ違げーよっ!早く食えよなっゆっくりよく噛むんだぞ」

「なっちゃんそれ変だぞアハハハ(笑)」

「うるせー(笑)」

鮫島が笑うから俺もつられて笑ってしまった

なんだこの感じ‥




「へー今高校生なんだ?大学行くの?」

ふわふわのくるりんとした天然パーマのかわいい顔した女の子

「はい♪日高さんは何されてるんですか?」

「俺?桜木大学の2年だよ」

「桜木大学?難しいですか?」

「俺みたいなのが入れたぐらいだから大した事ないと思う(笑)」

そんな事を話していた



キーンコーン♪カーンコーン♪
キーンコーン♪カーンコーン♪

授業が終わり休憩時間に入った

ぽかぽか日が当たってこの席気持ちいい‥

「なっちゃん?」

俺が相川を見た時には相川のやつスヤスヤ寝ていた

コイツ寝るの珍しいな…

睫毛長っ

鼻がすっと通って口ちいせー

目にかかった前髪を優しくすくってやるとサラサラした艶のある黒い髪の毛

「本当綺麗だよな‥コイツ‥男なのがもったいねーよ」

メガネを外してみたくなる

そーっとメガネに手を伸ばしたら

「ん~‥ムニャムニャ‥」

寝言かよ?かわいいな

またそーっと手を伸ばしたら外せたメガネ

「コイツ‥メガネ外した方が俺は好きかも‥コンタクトにしたら絶対ヤバイよな…」

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