テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第20章 日高が退院した

日高の回復状態は先生も驚く程早くて今日退院する事になった

俺は大学を休み日高の病院にきて荷物をまとめる俺

「日高良かったな♪」

俺本人より先輩がすごく嬉しそうにしていた

「先輩‥帰りたくないって言ったらどうする?」

え‥‥?
何言ってんの?

荷物まとめていた手がとまる

「お前何言ってんの?」

「入院してた時先輩すごく優しかったから‥」

それじゃまるで普段は優しくないみたいじゃないか!?

「い‥いつも‥優しいだろ?俺‥」

「‥‥‥‥‥。」

何で黙んだよ!

日高が近づいてきて俺を包み込んだ

「先輩‥俺離さないよ。ずっとそばにいるから」

「はぁ?!何言ってんだっ離せっ!」


何言ってんだよって昨日離すなよって言ったじゃん‥

俺の腕の中で離せ離せって暴れる先輩

「離されたら嫌‥なんでしょう?」

イケズしてみた

「お前は卑怯だぞ…」

先輩の顔がだんだん俺に向けられてくる俺はそんな先輩に甘く口づけた






会計が済んで家に帰ってきた俺たち

ガチャ♪

「わー♪何か久しぶり(笑)」

自分の家なのに、まるで他人の家に入るような日高の後ろ姿を見ていた俺

「やっぱ家は落ち着くだろ?」

部屋をくるっと一回見渡して

「うん♪先輩きて♪」

何だ?

俺が日高のそばまで行くといきなり抱きついてきた

「ちょっお前‥」

耳元で《ただいま‥》

とか言うから俺もお前を抱きしめて

《お帰り‥》

耳元で囁いた












「あれ?今日相川来てねーの?」

「みたいだな‥何鮫ちゃん寂しいの?(笑)」
寂しいの?とか言われて赤くなる俺の顔

「うっせーよ!違げーよっ!」

あ‥俺相川の口癖身についてしまったかも

そう思うと隣の相川の座っていない席が温かく感じた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ