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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第4章 相川なつめ先輩の素顔

んで疲れたから

屋上で横になってる俺

ぽかぽかして気持ちいいな‥

朝からせっかく来たのによ‥何やってんだかぁ‥

はぁ―あ!

俺は両手をおもっきし前に振り上半身を起きあがらせた

ケツを払って屋上の柵に手を組んで乗せた時

「あっ‥」

ある一カ所に目がいった

それはあの花壇

「帰りにでも寄って帰るか‥」

そう思って階段降りて後2段で廊下って時にばったり会っちまった。

黒川教授に‥

少し不適な笑みを浮かべて睨まれた?

《何で睨まれなきゃなんねーんだよ》

《俺が何かしたか?》


そのまま黒川教授は通り過ぎてしまった

「んだよ黒川のヤツ‥‥むかつく」

そう思って降りようとした時

すぐ先輩が現れた

俺はこの間聞いた返事を聞いていなかった

先輩に近寄り

「先輩!この間の返事っうわっ!」

俺から近寄ったのにぐいっと先輩に腕を引っ張られて階段の下の狭い空間に引きずり込まれた

誰からも見えない場所

「あの‥いきなり何するんすか?」

それを言いたいのは、こっちだ!みたいな顔で睨まれた

目と鼻がくっつきそうな微妙な距離感


《何で朝からイライラしなきゃなんねーんだよ》


「ちょっ先輩きて!」

俺は先輩の手を握ってまた屋上にやってきた

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