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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第23章 2人って‥

日高の横に鮫島

俺の横に河辺が座った

ありえないだろっ

「日高君ここのハンバーグ美味しいんだよ♪」

鮫島が日高の肩に肩寄せて話し出した

「あっ‥知ってます。前食べた時美味しかったから‥」

俺は少し鮫島先輩から身を引いた

「真ん中割ったら肉汁出るだろ?♪」

「え!?ちょっと!」

俺のハンバーグの真ん中割った鮫島先輩

中からじゅわ~っと流れ出す肉汁

「あー俺の楽しみにしてたやつが」

日高が悲しそうな顔をまたした

「ハイ♪」

パクッ♪

え‥え‥えー!!
日高にあ~ん♪して食べさせやがった


俺は真ん中半分に割るやつ楽しみにしてたやつをされたから口開けたらハンバーグ入れられた



日高は目が点になっていた

「鮫島お前!」

すると日高がいきなり顔を赤らめた

「なっちゃん食べよう♪」

そう言うと鮫島が食べ出した

何がなっちゃん食べよう♪だっ

河辺が俺にハンバーグ半分くれた

「え‥?何?」

河辺が日高を見て俺を見た

気使ってんのか?コイツ?

俺はくれたハンバーグを半分に割って半分河辺に返した

「なっちゃんウケる~(笑)」

鮫島が爆笑していた

日高も鮫島にハンバーグをあげようかどうしようか悩んでいるみたいだった

お前好きなハンバーグだからするな!って言おうとした時

「日高君はいいんだよ♪」

優しく日高にそう言った鮫島

俺は何だか気に食わなかった

日高を見ると耳元で日高に何か言っている鮫島

何話してんだ?




俺にはしなくていいと言って俺の耳元で鮫島先輩がこう付け加えた

「なっちゃん日高君にベタ惚れだから」

俺はまた顔が赤くなった




何顔赤くしてんだよっ
何話したんだよっ

不安になる

「ごちそうさまでした♪」

え!?もう食ったのか!?

「俺まだ!ちょっと待っ『先輩待ってるから♪』」

いきなりご機嫌な日高

なんなんだよ!!






昼が終わり各それぞれバラバラになった

席につき俺が鮫島に聞いた

「さっき日高に何話してた?」

「さー?何だろね(笑)」

この野郎!!

ぶん殴ってやろうかと思った

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