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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第23章 2人って‥

アパートに着き部屋に入ってから先輩がベッドに腰掛けながら

「日高‥あの‥」

先輩が言いにくそうに話しかけてきた

「鮫島が日高と夜楽しめよって言ってきた‥お前知ってるか?」

「あ‥いや。知らない」


俺はあの液体が何かまだわからなかったから嘘をついた

「そっか‥日高に聞けばわかるって言ってたんだけどなアイツ‥」

もしかして‥俺はわかってしまったかも知れない液体の正体

「先輩‥夜楽しみたい?」


「楽しい事は好きだから楽しみたい」

先輩がそう言った

「わかった。楽しもうな」

日高が楽しもうなって言った

何が始まるのか楽しくなった俺

夕飯も食べ終わり風呂の準備をする日高

「どんな味がするんだろ?」

俺は先輩に隠れて鮫島先輩からもらった液体を指につけ一舐めしてみた

ペロッ♪


「ん‥?味がしない‥?」


ドクン!

え‥何?

ドクン!

かっ身体が熱い‥




「日高~?」

なかなか帰って来ない日高が心配になり風呂場まで行ったら日高が洗面台に手をかけ苦しそうにしゃがみこんでいた

「日高!?大丈夫か!?」

日高の身体に触った時


「‥ッン!」

小さく聞こえた日高の喘ぎ声?

「お前何で?」

すると震えながら立ち上がった日高

「大丈夫だからっ先輩どいてっ」

洗面台に身体を預けるように歩き出す

「大丈夫だからってお前‥」

そんな日高の後ろ姿を見ながら俺も部屋に戻った

ベッドに横になる日高
本当に大丈夫なのか‥

「日高?」

俺は日高が心配で顔を覗き込もうとしたら

ぐいっ!!

「うわっ!?」

いきなり引っ張られた

「先輩‥俺」


「俺‥何?」


「俺‥《ドクン!》ックッ!」

日高!?

「大丈夫かよ!?」

ガバッ!!

いきなり日高が起き上がった

「うわっ!?」

いきなりベッドに引きずりこまれた俺

「口開けて」

訳がわからず口開けたらトロ~♪流れてきた液体

「何?」

「飲んで」

ゴク♪と飲んだ俺

じーっと見つめてくる日高


その時

ドクン!ドクン!
身体が心臓が脈打ち始めた

「え‥何?《ドクン!ドクン!》身体があっつい‥」

ドクン!ドクン!

ヤバイ‥これ‥

「日高‥何‥飲ませ‥た」

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