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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第24章 胸が苦しい悲しい嘘‥

キーンコーン♪カーンコーン♪
キーンコーン♪カーンコーン♪

「げっ!?お前がくっつくから授業始まっちまったじゃねーか!」

「俺がくっつくからってよりなっちゃんの腰の問題でしょ(笑)」

コイツっ

「先輩また昼」

日高は靴を履き替えたのかさっさと俺を置いて行ってしまう

「ちょっ待てよ!離せって!日高っ」

靴履き替える時もずっと離れない鮫島

「お前何考えてんだよ!?日高行っちまったじゃねーか!」

俺が離れると腰を抑えながらゆっくり靴を履き替える相川

「どうせそこの角までなんだし‥」

キリっと俺を睨んできた相川

「そこの角でも俺には大切なんだよっ!日高‥」

靴を履き替え日高の方を向くともういなかった

「なっちゃん行こう♪」

「日高機嫌悪かったらお前のせいだからな」

また肩組まれながら歩く俺

はぁ‥日高行っちゃった

また今日も機嫌悪りーのかな‥

俺は今日は平気だった

《日高だから好きなんだ》

あの先輩がそう言ってくれたから

「けど、どっからあんな物手に入れてくるんだ?」

俺は疑問に思った

廊下を歩いて教室の前に着くと授業が始まっていた

「やっぱやめた」

授業受けるのやめた
‥‥‥‥








「先生~♪おはよーっす!」

鮫島が先に教室に入って行った

「こら!鮫島何がおはよーっすだ?こら!聞いて‥相川もか!!2人廊下に立ってろ!!」

廊下に立たされた2人

「何で俺までとばっちりじゃん‥」

ボソッと言ったのが聞こえたのか鮫島が俺に言ってきた

「なっちゃん♪屋上行こう♪」

「え?ちょっ引っ張んなって!」

ガタンっ
屋上にやってきた俺たち

「あれ?日高君じゃん♪日高くっ!‥なっちゃん?」


俺が寝そべっている日高君見つけてそばに行こうとしたら相川に止められた

「寝てるから」

優しい笑顔の相川がそこにいた

「寝てるからって何でわか‥‥」

寝そべってる日高君の横で同じように寝そべり始めた相川

何だか微笑ましくなって俺は屋上をそっと後にした



「日高寝顔かわいい‥クスッ」

俺は周りを2回見て

「日高‥好き」

優しくキスをした


起きない日高を抱きしめた

ぽかぽか温かくて気持ち良くって日高のいい匂いがする‥


日高‥好きだよ

今‥何考えてる?

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