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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第25章 先輩の過去

「先輩♪豪華客船で立食partyなんてすげーよな♪何着ていこうかな♪」

家に入るなりタンスを開けてファッションショーをしだした日高

「何でもいいんじゃね?」

俺はどうでも良かったからそう答えた

「これがいいかな♪こっちがいいかな♪ねー?先輩どう思う?」

俺はそう言いながら着替える日高をずっと見ていた

男らしい背中に服を脱ぐ時盛り上がる肩の筋肉‥

男らしい色気を感じる

「先輩?」

日高がシャツの前を少しはだけさせながら近づいてきた

「先輩聞いてる?」

少し前屈みになった時チラッと見えた厚い胸板

ドキン‥!

日高の裸なんか見慣れているはずなのに胸がドキドキしてしまう

「先輩?」

先輩が俺の喉辺りをずっと見ていた

ハッ!まさか鮫島先輩のつけたキスマークが見えてんのか!?

俺が慌てて体制を整えようとした時

「日高‥」


伸びてきた先輩の腕

「なっ何?」

後ずさりしようとしたら

ピシッ♪

シャツの前を締められたら

「え?」


「そんな格好でウロウロすんな!服なんか適当でいいんだよ」

そう言って先輩はキッチンに行った

良かった‥バレてなくて‥

「日高も何か飲むか?」

「あっ‥カフェ‥カフェオーレで」

「お前何どもってんの(笑)変なヤツ」


先輩にバレてないよな?

かなり動揺してしまっていた俺


キッチンに向かい

「先輩?」

後ろから抱きついてみた

「ヤっお前危ないだろっ離せよっ」


嫌?

何で嫌なんだよ?

バレていないハズなのに不安になっていく

「先輩こっち向いて」

先輩の顔に手を添えてこっちに向かせた
「んうっんっ日高っんうっんっはっ」


確かめるように深く口づけをした

「日高‥?っんうっんっ」


先輩の力がだんだん抜けていく

安心したのか俺はそこでやめた

チュ‥パ‥ ‥

離れた唇

先輩の腕がまた伸びてきた

「先輩?」

俺を睨みながら

「途中でやめんなよっ」

「んうっんっ先輩っんうっんっ」

先輩から甘い深い口づけをされた

「ここでするの?」

余りにもびっくりしてつい聞いてしまう俺

「早く‥しろよっ」

え‥本当に?

「‥‥‥‥」

俺が返事しなかったら

「しないならいい!」

先輩‥

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