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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

次の日の朝

ピンポーン♪
ピンポーン♪

‥‥‥

ピンポーン♪
ピンポーン♪

‥‥‥

ピンポーン♪
ピンポーン♪

(怒)!!

俺はまた布団を捲り上げピンポンピンポンうるさい玄関に向かった

ガチャッ

「なんなんだよ!朝からうっせー!こっちは気持ちよく寝て‥」

宅配便のお兄ちゃんが立っていた

「すみません‥相川さんのお宅ですか?ハンコいただけますか?」

「ハンコ?」

なければサインでと言われたからサインした

受け取った小さな小包

「何だ?送り主は‥納葉直蘭」

納葉直蘭?誰だ?

俺は小包を耳元にあてた。

何も聞こえなかった
とりあえず振ってみた

何も起こらなかった

開けるべきか?
開けずに捨てるべきか‥

ずっと玄関で悩んでとりあえず下駄箱の上に置いて日高の眠るベッドにまた入った

「ん~‥先輩‥ 」

日高が寝ぼけて俺に抱きついてくる

「お前は朝からくっつくな!」

「ん~‥先輩チュー‥」

「やめろって‥離せっ」

抱きつく日高の頭をめいいっぱい突き放す

「寝てんのに何てバカ力なんっだよ!」

離れろって!!!

ハァ‥ハァ‥ハァ‥‥

「ん~先輩‥?」

目をこすりながら目を覚ました日高

「お前なっ!何の為のチャイムだ!朝からくっつくな!何で俺ばっか出ないといけねーんだ!」

何の事だよ‥

「先輩‥朝から近所迷惑だよ」

ギャーギャーうるさい先輩の口を唇で塞いであげた

チュ‥パ‥

「お前なっ‥‥もういい!寝る!」

先輩が布団かぶって寝ようとする

俺起きたのに‥

「先輩‥」

ゆさゆさ♪

「‥‥‥」

ゆさゆさ♪

「先輩‥」

ゆさゆさ♪

「先ぱ‥」

「なんなんだよ!うるさいなっ」

先輩が起きた♪

「朝ご飯は?」

「知るかよ!勝手に食えよ」

ゆさゆさ♪ゆさゆさ♪

「先輩‥朝ご飯食べたい」

あーもう!!


結局起こされ日高と俺の朝ご飯を作らされる俺

日高がキッチンにやってきた

「お前キッチン来るなら自分で作れよっ」

牛乳飲みながら

「自分で作るより先輩のが美味しいし♪」

口の周りに牛乳つけて言われると可愛く思えてしまう

「何作ってくれてんの?♪」

日高が俺の肩に抱きついて聞いてくる

「うっとうしい!離れろって」

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