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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

弟と鮫島が付き合ってると聞かされた

異母兄弟ではあってもやっぱり弟には変わりない訳で何だか複雑な気持ちになってしまう

キーンコーン♪カーンコーン♪
キーンコーン♪カーンコーン♪

あれよとゆう間に1日が終わった

「なっちゃん行こう♪」

「あ‥ああ…」

複雑な気持ちのまま教室の扉を開けた

「なっちゃんどうしたんだよ?」

また背中にぶら下がって聞いてくるコイツ

「お前があんな事言うからだろ‥」

俺の首に腕をまわしてきた鮫島

「あんな事って?」

またお前はそうやってわざと聞いてくるっ

「離せっ!お前河辺と付き合ってんだろ?」

「何で河辺なわけ?」

はぁ!?

「お前河辺と付き合ってんじゃないのか?!」

また後ろから俺の顔覗き込むみたいに顔寄せてくる

「そうゆう意味じゃなくて何で名前なわけ?」

何でって‥河辺は河辺だからだろ‥

「もう!お前意味わかんねーって!離れろっ!」


ギャーギャー騒ぐ相川の後ろにぶら下がりながら歩いていると日高君が河辺を連れて歩いてきた


河辺は俯いていた

日高君が河辺の背中をポン♪と押したら

河辺が歩いてきた

「カラオケ‥行こう‥」

と相川に小さく言った

相川の反応が気になる

相川の後ろにぶら下がったままの俺は河辺を引き寄せ肩を組んでやった

心配するな…相川はお前をちゃんと受け止めてくれるから

相川が俺の腕をほどいて日高君の横に行ってしまった

「なっちゃん?」

俺は相川を信じながらも少し不安になった時

「‥行くんだろ?早く来いよ‥」

と相川が言った

俺は河辺の肩をがっちり掴んでやった

「良かったな♪」

「うん♪」

満面の笑顔を見せた河辺

「お前やっぱかわいいな‥」

「え‥‥」

顔を赤くして照れくさそうにまた俯く河辺


相川と少し違うけど似た反応するヤツだなと思った

「何してんだ!置いてくぞ!」

「待ってよなっちゃ~ん♪」

鮫島先輩が俺をかわいいと言った

かわいいと言ってくれた

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