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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

「なっちゃん風呂湯入るまで何しようか‥」

部屋に戻ってくるなり何しようか‥と言いながら近寄ってくる

「何ってっ‥近づくなよっ」

後ずさりしようとした時

「よいしょっと♪」

鮫島が普通に俺の横に座った

「何想像してたの?(笑)」

コイツっ

「うるさい!紛らわしい事すんなっ」

「紛らわしいって‥何?」

顔を覗き込みながら聞いてくる

「お前な‥っ」


鮫島を睨もうと横を向いたら目と鼻の先に鮫島の顔があった

「近いから!離れろって!」

「何焦ってんだよ顔すげー赤いぜ(笑)」

俺は‥

「うるさい!あっち行けよっ」

俺は‥日高がまだ好きだった‥



ピロリロリン♪ピロリロリン♪

「あっ♪風呂の湯入ったみたいだから先になっちゃん入りなよ」

そう言われて先に入る事になった鮫島家の風呂

ザッブーンッ‥

一人で入る風呂なんて久しぶりすぎて逆に違和感を感じた

この風呂に日高と入ったらどうなるんだろ‥

やっぱりお湯半分になんのかなとか思ったら笑ってしまう自分がいた





先輩が出て行って静まり返った家

飯食う気分じゃなかったから風呂に入った

ザッブーンッ

「はぁ‥」

先輩今頃どこで何してんのかな‥

一緒に風呂入ったらくっつくな!離れろっ!ってうるさかったっけ(笑)

先輩‥とか思ったら泣けてきた

終わってしまった先輩との恋‥

俺は‥‥





「鮫島?風呂上がったぞ」

部屋に戻ってきた相川

「わかった♪なっちゃん先にベッド入ってくれてていいからな♪」

鮫島が風呂入りに行く

ベッドと言われ‥ベッドを見る俺

鮫島と2人でベッドに入る‥

「いや…ダメだろっ‥」

そこまで考えていなかった俺はかなり焦って動揺してしまった

今更帰る!なんて言えないし

帰るったって帰れないし‥

あーどうすんだっ俺
そうだ!鮫島は河辺とラブラブだったじゃないか

ある訳ない
落ち着け自分っ

とりあえずベッドに入って先に寝てしまえば何も問題ないだろうと思ってベッドに入る

日高のベッドと違って少し固いベッド

落ち着かない

心臓がドクンドクン♪鳴る音が聞こえる

「鳴り止めよっ心臓!」

「なっちゃん?何してんの?」

早えー!もう上がったのかよ!?

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