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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

鮫島先輩をものすごい威嚇して攻めながら走って追いかける先輩

「先輩待って!!」

俺はそんな先輩をまた追いかけた

キーンコーン♪カーンコーン♪

授業が始まった

ツンツン!
相川がすげー怖い顔して俺を攻めてきた

「姉貴に言っておけ余計な事すんなって!」

俺には何の事だかさっぱりわからなかった

「何の事だよ‥?」

キリっと睨んだ相川がいきなり席を立った

「朝から門で待ち伏せして弁当とか何考えてんだ!?お前の姉貴はっ」

「そこ!うるさい!廊下に立ってなさい」

廊下に立たされた相川と俺

何で俺まで‥
それに何の事だよ‥

「なっちゃん弁当もらったの?」

「俺じゃねー日高だよ‥」

あー日高君か‥

「姉貴日高君気に入ったらしいからな(笑)」

そんな事サラッと言うなよっ

「気に入ったってお前の姉貴結婚してんだろ?」

「結婚してっけど‥姉貴趣味で料理教室開いてっから食べさせたかっただけじゃね?」

それにしても日高にだけって気に食わねー

鮫島がいきなり電話しだした

「おい!ここ廊下!今授業中だぞっ」

俺がそう言ってもお構いなしな鮫島

「あっもしもし?姉貴?変わるから」

え‥‥‥何で俺に

「なっちゃん言いたい事あるなら言えよ」

そう言って渡された鮫島の携帯

『もしもし?もしもーし?』

もしもしだとっ
このあまっ

「もし‥も‥し」

俺は電話に出てしまった

『もしもし?アナタは?』

アナタは?と聞かれどう答えていいかわからずとりあえず教室から近いトイレの個室に入った

受話器を手で抑えながら

「もしもし?俺は日高のか‥か‥」

『あー日高君の彼氏?』

さすが鮫島の姉貴
何故かその時は嬉しく思えた俺がいた

コンコン♪
トイレの個室を叩く音がした

誰だよ‥

俺はそーっと個室の扉を開けたら鮫島が入ってきた

「お前?!」

個室の壁に手をつきながら

「姉貴何だって?」

「今から話すとこだっ」

『もしもし?』

俺は鮫島の姉貴と鮫島に挟まれパニック状態だった

「あ‥あ‥の‥え‥とっ」

『もしもし?』

鮫島がじっと見てくる

話しずらいっ

「なっちゃんが日高君にだけ弁当作って怒ったみたいだぜ」

俺の唇に当たりそうな距離で電話に出た鮫島

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