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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

『私そんなつもりで渡した訳じゃないんだけど‥』

じゃどうゆうつもりなんだよっ

「アンタ紛らわしいんだよっいつもいつもっ俺日高にどんな顔すりゃいいんだよ!」

鮫島の姉貴に言っても仕方ない事を言ってしまった俺

『また喧嘩したの!?』

だからそうだって言ってんだろ!?

すると鮫島が携帯を取り上げた

「姉貴なっちゃんにとりあえず謝ってくんない?」

また渡された鮫島の携帯

「‥‥‥‥‥」

『何か誤解が誤解を招いたみたいね‥ごめんなさいね‥あ♪今度家に日高君連れて遊びに来てよ♪』

はぁ!?何で日高連れて行かなきゃならねーんだよっ

「家知らねーし‥」

鮫島の姉貴が笑った

『もちろん健二と一緒によ(笑)』

何考えてんだ?鮫島の姉貴‥

ツンツン♪

電話を俺に変われと言ってきた鮫島

携帯を渡す俺

「姉貴?謝った?」

『今度健二2人連れて家に遊びにおいでよ♪日高君にだけお弁当渡したって誤解されたみたいだから(笑)』

俺は相川を見た

まだ不服そうだったから

「わかった。じゃ」

俺は連れて行く事を約束した

「なっちゃん‥」

じわりじわり近づいてくる鮫島

便器があるから後ろに行けない俺

身体をめいいっぱい反らしたら後ろに倒れそうになった

「うわっ!」

「危ない!」

鮫島が支えてくれたおかげで倒れずに済んだ

「何意識してんだよ(笑)それとも‥俺にされたいの?」

また朝みたいに俺の顎を持ち上げる鮫島

「違っ俺はっ離せ‥どけよっ」

俺はトイレの扉をおもっきし開けたらバーンとものすごい音がした
それでも鮫島を置いてトイレから出た

「なっちゃん相当怒ってんな‥」

とりあえず日高君にメールするか‥

姉貴はなっちゃんにもお弁当食べさせたかったみたい
ごめんな

メールを送信してから相川を追ったら廊下にまた立っていた

「なっちゃんかわいい(笑)」


「何がだよっ」

「だって素直に立ってんじゃん(笑)」

はぁ?だって廊下に立っとけって言われたから

「俺なら入るけど(笑)」

顔を覗き込まれて赤くなる俺の顔

「バカか!覗くな変態!」

「変態とか失礼じゃね?(笑)」

そう言いながら一緒に廊下に立つ鮫島
コイツと廊下に立たされんの2回目だよな‥

とか思ったら不思議と鮫島が近くに感じた

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