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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第5章 亮太の想い

俺は何もやる気になんねーのに昼過ぎた15時頃大学に来てしまった


先輩とした屋上が何故か恋しくなった

それは、たぶん先輩の温もりと俺を感じてくれた先輩の温もりがあるからだと思う

「先輩‥‥」

先輩が座っていた場所を優しく触ってみた

冷たかった。

俺は買ってきたチューリップの球根を植えに屋上から校庭の花壇にやってきた

スコップとかどこにあるのか知らねーから

適当に手で土を掘り返して優しく球根を植えた

《‥先輩‥‥》

チューリップにした理由は
球根を買ったお店の店員さんが花言葉を教えてくれたからだ った

何色が咲くかはこの花次第

俺はこの花に想いを託す事にした


しばらく歩いていると、向こうの方から先輩に似たような人が歩いてきた


俺の心臓はバクバク波打ってうるさかった

すれ違う時俺はその人を目で追ったけど‥

先輩ではなかった。




私はなつめの叔父で海外赴任から日本に昨日帰国した

姉さんに帰国した事を伝え
私は愛するなつめに早く会いたくて

姉さんになつめは今どこにいますか?
と聞くと大学に行っていると言われた

会えないと行った意味がないのでなつめがよく行きそう場所を教えてもらったら
図書室だと教えてもらえた

私は愛車に乗り桜木大学まで行き
まずは、日頃お世話になっている先生方に挨拶をし終えてた後

なつめが通う大学内を歩いていたら

向こうから可愛らしい小さな男の子が

なつめはどこにいますか?と聞いてきたので
たぶん図書室にいると思うよと優しく教えてあげた


私が図書室に行った時にはなつめの姿は見当たらなかった

仕方がないので帰ろうとした時

向こうから両手をズボンのポケットに入れて歩いてくる

金髪の男がいた

近づけば近づくほど
オーラを放つその彼は

ずっと私を見ながら歩いてくるように思えた。


顔が整ったまるでモデルのような彼に私は見とれてしまっていた
彼から匂った香りは甘く切ない香りだった。

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