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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第5章 亮太の想い

僕は学校が終わってから家に帰らず一樹のアパートに来ていた

「もう一度‥ちゃんと一樹と話し合おう‥」

今何時だろう?

外は薄暗くなっていた




「亮太?」

呼ばれた方を振り返れば一樹が不思議そうな顔して立っていた

「あっあの‥いきなり来てごめんね‥僕‥あの一樹と」

「中入れよ」

僕が言い終わる前に一樹は玄関の鍵を開けて僕を中へ入れてくれた

中に入ったらベッドが目についた

このベッドでも一樹相川先輩を抱いたのかな…

そんな事を思うと背筋がぞくっとした

「亮太?何か飲むか‥?」

「あっ僕は別に‥」

あっそう。みたいな顔をして適当に座っといてと言われて座りながら一樹を目で追ってしまう自分がいた

一樹は部屋着に着替えるのか? 服を脱ぎ始めた

シャツのボタンを一つ一つ外して前がはだけた後左腕から袖を抜いていく一樹

見る見る内に一樹の身体が露わになっていく


幼かった頃とは違って一樹の身体は逞しくて見とれてしまっていたカッコイイなぁ…て


すると一樹がいきなり振り向いた

「何?」

僕は真っ赤になちゃってトットイレお借りします!って何だか敬語になっちゃった

「お借りしますってお前と俺は幼なじ‥み‥」

そうだ俺と亮太は小さい頃からずっと一緒で
別に亮太に彼氏が出来たからって門崎に遠慮して亮太を避ける事なんてしなくてもいいんじゃねぇの?

俺は自答自問していた

亮太がトイレから帰ってきた

「ごめんね‥僕‥」

「亮太ごめんな俺が間違ってたわ」

ふわ♪

え?

僕は今夢でも見ているんじゃないか

大好きな一樹から抱きしめられている

僕も腕をまわ あれ?

離れた? 一樹?

「亮太?話があったんじゃねーの?」

「あっあ‥うん」

チラっと一樹を見ると普段の一樹に戻ってた

僕は悩んでた事なんてどうでもよくなっていた

「亮太?」

一樹に顔を覗かれた
近いってば!

あ‥一樹の唇柔らかそう‥
綺麗な形の唇‥

‥チュッ

え?僕‥僕‥

「なっ何してんだよお前!?」

僕一樹の唇見てたらキスしてた

カーと顔が赤くなる

「わっわっごめんなさい」

一樹も顔が赤いけど
まったくお前はって感じで頭くしゃってされた

一樹大好き‥

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