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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

「先輩‥‥久しぶりに図書室行かねー?」

図書室?

「そういえば最近行ってなかったな?行くか♪」

俺たちは急いで食べて図書室に向かった

「俺はここで~♪」

図書室に着くなりはしゃぎ出した日高

「先輩はここ♪だったよな(笑)」

振り返った日高の笑顔があの頃を思い出させる

「でも今はここに座る♪」

そう言って日高がいつも俺が座っていた隣の席に座った

「先輩本選んできなよ♪」

「あっああ。」

俺は先に本を選びに行った

「確かここに‥梨花先生の本が‥あった!」

俺は大好きな梨花先生の本を持って日高の座る席の隣に座った

「お前も選んでこいよ」

俺が本を開けるとじっと見てくる

「何?」

「先輩どんな本読むのかな?と思って」

覗き込んでくる

「やめろよ!覗くな変態!」

本覗いただけで変態とか酷いよな先輩‥

「俺も探してくるよ♪」

席を立った日高

見せる訳にはいかなかった

何故なら恋愛物の小説だったから恥ずかしくて見せれる訳がない
時折イラストがある小説


日高が帰ってきた

「何持ってきたんだ?」

俺が覗こうとするとピシッと本を閉じた日高

「先輩が教えてくれんなら教えてあげる」

俺の肩に肩スリ寄せながら意地悪するコイツ

「別に知りたくなんかないっ」

ふーん。本を俺の見えないとこで広げて読み出した先輩
やっぱり素直じゃないな(笑)

本を読む先輩の横から見える視線は真っ直ぐで先輩の目に映る言葉の数々が知りたくなってしまう


「先輩っ」

俺が本を読む先輩の本との間に顔を突き出したら先輩がびっくりして本を落としてしまった

ガタンッ♪

「俺が取ってあげるよ」

日高が席を立った

「いいって!自分で拾うから!」

ガタンッ
俺も席を立った

重なる手と手

俺は手を引いてしまった

パラッ♪

捲れた梨花先生の小説のページ

「先輩‥‥これはっ」

だから嫌だったんだ

「へー先輩ってsexに興味ないフリして本当はむっつりな訳?しかも男とか(笑)」

え‥‥

日高が俺に見せたページはナニナニしてる男同士の絡みを描いたイラストのページだった

「貸せ!!」

最悪だ最悪だ‥
死にたいっ

たまたま選んだ梨花先生の本がたまたまそうゆう本だっただけで‥

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