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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

「先輩‥‥俺嬉しいよ」

嬉しいと言ってきた日高


「はぁ!?何言ってんだよ‥お前っ?」


「だって先輩がそんな本読んでくれてるんだぜ」

恥ずかしくなってしまう

「うるさいなっ!!たまたま選んだ本がそれだったんだよっ」

俺が席に座ったら梨花先生の本を持ったまま日高も席に座った

「先輩焦ってるし(笑)一緒に見ようよ?♪」

さっきのページを開ける日高


「もうお前はっ違うページにしろよ!」

クスクス笑う日高がいた











僕は次の授業が視聴覚室だったから図書室の隣の視聴覚室に入ろうとした時
誰もいないはずの図書室から笑い声が聞こえてきた

あっ一樹だ♪

一樹の隣には相川先輩が座っていた

2人べったりくっついて窓から差す木漏れ日の中笑い合っているのがとても綺麗で見とれてしまった

一樹の相川先輩を見る目がすごく愛しそうにまるで相川先輩を包み込むような眼差しで見ていた

入る隙間なんて1ミリもない事を見せつけられてしまった


僕は2人そっとしたまま視聴覚室に入った

そういや門崎君に連絡してなかった‥‥
バタバタ忙しくてなかなか会えずすれ違っていた僕と門崎君
久しぶりに連絡してみよう♪


僕は視聴覚の授業が終わったら屋上で門崎君に連絡しようと思った

視聴覚の授業が終わって屋上にきた僕

早速門崎君に電話をした

トゥルル♪トゥルル♪
プチッ

「もしもし?門崎君?」

『留守番電話サービスに』

プチッ

忙しいのかな?









俺はその頃体調を崩し家で寝ていた

ピッピピピ♪
体温計を脇から外したらまだ熱があった
しんどいな‥

重い身体を起き上がらせ冷蔵庫を開けたけど食べ物が何もなかった

誰か買ってきてくれねーかな…って誰もいねーし(苦笑)

携帯を見たら着信があった

「誰だ?亮太!?」

俺はすぐかけ直した
トゥルル♪
「もしもし?ゴホッ亮太?!ゲホッ」

『門崎君久しぶり♪風邪?』

「熱が下がらなくて‥亮太帰り何か買ってきてくれねーか?」

『何もないの?何が食べたい?』

そんなやりとりをして門崎君の家に大学の帰り向かう事になった

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