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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第27章 謎の贈り物

「先輩ってこんな本見てまさか一人Hとかして『ゴツンッ!!』」

「っ痛って―!」


先輩に頭こつかれた
顔を赤くした先輩が

「する訳ないだろ!!それに日高が」

俺?

「俺が何?」


バカか俺は‥日高がしてくれるから抜く必要がないとか言いそうになってしまった

「俺が‥何?」

顔を覗き込んでくる

「もういい!!帰るぞ!」

帰るぞ!ってまだ昼過ぎ‥

席を立ってしまった先輩

「先輩待って!」

俺は本を持って先輩を追いかけた

「置いていけよっ!」

「家で一緒に読もうな先輩♪(笑)」

コイツはっ

「好きにしろ!」

また俺は言ってしまった

「でもあの先輩がねー(笑)」

まだ言うコイツ

「お前しつこいぞっ」

はいはい♪って腕組んでくる日高

「やめろって!離せっ」

「家で一緒にこの本読むのと腕組まれるのどっちが嫌?」

どっちって‥決まってるだろっ

先輩が大人しく俺に腕組まれた

よっぽど嫌らしい(笑)


キーンコーン♪カーンコーン♪

1日の授業が終わった





「よいしょっと♪」

僕はスーパーに立ち寄って門崎君の家に向かっていた

「あっ門崎君家見つけた!」

ピンポーン♪ピンポーン♪

ガラッ

庭先のドアが開いた

「亮太?勝手に入ればいいから」

勝手にって鍵かけてないの?

僕は買ってきた食材を持ってリビングに入ったらソファに毛布をかけて横になる門崎君がいた

「大丈夫?」

「ゲホッ大丈夫ゴホッ」

全然大丈夫そうじゃない門崎君

「やっぱりあっさりしたお粥さんとかがいいかな?」

咳をしながら門崎君が作ってくれるなら何でもいいって言ってくれたからお粥さんを作る事にした

チン♪するご飯をレンジでチン♪してから炊く事にした


「門崎君本当に大丈夫?」

僕がおでこを触ったらすごく熱かった

「病院行った?」

「しんどすぎて行ってないゲホッ」

「相当悪いんじゃ‥とりあえず横になっててよ♪」

こんな時に誰かそばにいてくれたら安心してしまって身体の強ばっていた力が抜けていくんだな‥とか感じた俺

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