テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第28章 亮太と門崎

「お前が俺を想う気持ちが本物なら出来るはずだ♪」

とか嬉しそうに話す悪魔の先輩

とりあえず1ヶ月の禁欲生活がスタートした

「先輩‥別に今日からじゃなくても明日からでもよくな『ゴツン!』」

痛って-!

「そんなにポカスカ叩かれたらバカになるっ」

すると堂々と胸張った先輩

「お前は元々バカだから対して変わらん!」

「ひっでー!今の取り消せ!じゃなきゃ禁欲生活やんねー」

ぷいと先輩に背を向けた俺

いつもなら日高‥って今にも泣きそうな声出して近づいてくるはず

「‥‥‥‥」

あれ?こない‥

ちらっと先輩を見たら

俺に指差して

「男に二言はないだろ!?」

とか言いやがる

くっそー!
オナルのも禁止な禁欲生活

耐えれんのか‥俺‥





次の日の朝

「ほら♪日高早く歩けよ♪」

何だかウキウキ上機嫌の先輩がいた

俺はまるで魂が抜けてしまったかのような感じだった

まだ2日目‥

「なっちゃ~ん♪日高君おはよっ!」

「おっは♪鮫島♪」

「なっちゃん今日すっげー機嫌いいな?どうしたん‥」

日高君を見たら廃人になっていた

なっちゃんの耳元で聞いた

「日高君どうしたんだ?」


ニコニコ笑顔の相川

「昨日から1ヶ月禁欲生活開始♪」

「え--------!!!?」

俺は思わず大きな声を上げてしまった

無理だろ!?
絶対無理だろ!?

「なっちゃん‥それは余りにも残酷かと思」

「いいや!日高からするって言ったんだ♪」

「え-----!!!?マジかよ!?ありえないありえないありえないありえない‥」

コイツ日高と同じ反応するヤツだな‥

「なぁ♪日高♪男に二言はねーよな?頑張るんだよな?♪」

日高君の肩をポン♪と叩いて機嫌のいい相川がいた

「は‥‥‥い」

魂の抜け切った日高君が返事した

大丈夫かよ…




ふらふらしながら靴を履き替え廊下を歩く日高君を見送った俺と相川

「なっちゃんは平気なのか?」

振り向いた相川が

「何がだよ?」

いや‥だから‥

「禁欲生活‥」

「俺1ヶ月に1回ないし2ヶ月に1回で十分だから♪」

「え----!!!?」

また大声を出してしまった俺

耳の穴塞いだ相川

「お前は日高か?!同じ反応すんなバカっ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ