テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第5章 亮太の想い

ジャー‥キュッ!

ガチャ

「ふーっ。亮太?お前も風呂入れよ♪気持ちいいぞ」

下スウェットのやっぱり上半身裸の一樹がバスタオルで髪の毛わしゃわしゃ乾かしながらお風呂場から出てきて冷蔵庫からビール取り出してプルタブ開けゴクッと一口飲んだ

《カッコイイいいなぁ》


僕は力なしかふらふらお風呂場に向かったら一樹にまた頭くしゃってされた


「何があったか知んねーけど元気だせ♪」


って言われて嬉しかった

お風呂から上がったら新しいパンツとスウェットの上下がちゃんと用意されていてスウェットを着てみたらぶかぶか

《一樹ってやっぱりデカイ‥》

って思ったら急に"男"を意識してしまった

ぶかぶかのスウェットを着て一樹の前に立ったら笑われた

「お前小せーな(笑)すっぽり俺の腕の中に入るもんな」

とか言うから

「してよ‥」

って言ってしまった

「‥え‥?‥」

一樹が一瞬止まったのがわかった

「やっ‥やっぱりいい」

って言ったら
いきなり一樹に腕引っ張られて すぽっと一樹の胸の中に入れられた僕

僕の背中が一樹の体温で熱い


「昔よくこーしたらお前喜んでたよなぁ」


覚えててくれてたんだ?

テーブルに置いたビールを一樹が取る時

一段と一樹の温もりを僕の背中で感じれた

「寝ようか?」

でも‥ベッドが気になった


「どした?亮太?」


布団を捲って僕が布団に入らないのを不思議がる

僕が一番聞きたかった事を聞くチャンスだと思った

勇気を振り絞って


「相川先輩と寝たの?」


って聞くと一樹は


「は?んな事ある訳ないじゃん」

って笑ってた

‥良かった-

僕は一樹の眠るベッドで一樹と一緒に布団にくるまって眠る事が出来たんだ

温かかったなー

ストーリーメニュー

TOPTOPへ