テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第30章 身体測定

トクン‥トクン‥トクン‥

良かった‥生きてる
「先輩‥何してんの?」

ぇ‥

「お前起きてんなら返事しろよっ!」

心臓に耳を当てたままの俺の頭を優しく握る日高がいた

先輩が俺に甘えてくれていたから嬉しくて


「なんだよ‥早く飯食うぞ!起きろよな‥」

俺は日高から離れようとしたら腕を引っ張られてキスされた

「お前はまたっ!」

「また?何?」

コイツは天然か?天の邪鬼か?

「もぅいいから!早く起きろ!!」

飯を食いながら俺は思った

俺いつから日高をこんなに好きになったんだ?

いつから日高を‥

いつからだ‥

「先輩?食わねーの?」

「あ‥‥ああ食う‥」

「そう言えば今何時だっけ?モグモグッ♪」

時計を見ると9時半回っていた


「先輩遅刻!間に合わねー!」


「え!?日高お前が無茶苦茶するからだろ!?」

「そんな事より急いで!」

そんな事って‥
甘く過ごした大切な時間をそんな事と言った日高

悲しくなる俺

「先輩早く!」













「早く先輩走ってよ!間に合わねーからっ」

無理言うなっ

「ハァ‥ハァ‥ハァ‥ッ!」

「先輩早く!走って」

早く早くってうるさいな!

「先ハァ‥行けばいいだろ!?ハァ‥ハァ‥」

昨日早朝と俺が無茶苦茶したから先輩の体力がほとんど残っていなかった事に気づかされる

日高が走って戻ってきた

「なんだよハァ‥?」

優しくそっと俺の腰に手を当てた日高

「もう遅刻だし(笑)ゆっくり行こう♪先輩大丈夫?」

大丈夫って聞くなら手加減しろっ

日高に腰さすられながら歩いていると鮫島と河辺に出くわした

「あ‥‥」

「あ‥‥あれー?なっちゃんと日高君ももしかして?(笑)」

もしかしてってなんだよっ?

正直者のバカ日高

「鮫島先輩も?(笑)」
「お前勝手に返事すんなっ!バカか?」

ぇ‥って顔して振り返えられた俺

何も言えなくなってしまった

ニヤニヤしながら鮫島が

「いつまでヤッてたの?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ