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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第30章 身体測定

「ちょっと待ってて!すぐ戻るから♪」

そう言うと走って行った


その頃俺は日高さんに殴られて気絶したのにまだ蹴られ続けた高瀬を路地裏の奥に運んで抱きしめていた

「高瀬大丈夫か?」



「河辺俺たちも行こう」

俺は河辺の手を握って日高の後を追いかけた


ガス!ガス!

鮫島先輩が気絶してのびている男達を蹴っていた

「先輩何を?」

ガス!ガス!

「ん?コイツら河辺の事をめちゃくちゃにしたんだろ?だから♪」

「先輩‥」

「鮫島先輩!」

俺が先輩もうやめといた方がいいって言おうとしたら河辺がすぐ後ろにいた

「鮫島先輩!もういいよ‥ありがとう」

ガス!ガス!

「良くねーだろ?お前がどんな思いをしたか‥」

ぎゅっと鮫島先輩を抱きしめた河辺

「もういいから‥」

ガス!

「わかったよ‥」

抱き合う2人


「あの‥」

完全に2人の世界な2人

「ゴホン!あの~行きますよ?(笑)」

鮫島先輩と目が合った

「あっああ悪い悪い(笑)」

俺は先輩の手を握って河辺のマンションまでやって来た


「どうぞ♪入ってください♪」

久しぶりに入った河辺のマンション

「あれ?いつの間に‥」

玄関先には鮫島先輩と河辺の2ショット写真が飾られていた


「好きだから‥」

照れくさそうに話す河辺

そんな河辺の頭をグリグリした鮫島先輩

いいなぁ‥俺も飾りたいなぁ…

先輩と目が合う

「俺は嫌だかんな!」

「何で?」

何でって‥

「お前は俺の作ったストラップのヤツにお絞りに‥それにあの変な小さな熊がいてるだろ?」

熊?

河辺が反応した

「熊ってもしかして小さな熊のぬいぐるみ?」

何でわかるんだ?

「そうだけど‥何で河辺が」

ニコニコした河辺が
「その熊さんに願い事したらきっと叶うよ♪」

願い事?

すかさず先輩が河辺に詰め寄った

「あの変な熊送ってきたのお前か!?」

「違うよ!パッ」

昔よくパパが俺の部屋に置いて監視してた熊の事だと思った
きっとパパは兄さんに罪滅ぼしのつもりで何か出来る事があるならと思って送ったに違いなかった

「パッ?」

「パッ‥パイナップルジュース飲む?」

「ケーキにはコーヒーだろ(笑)」

鮫島先輩が突っ込んできた

熊の話はここで終わった

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