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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第32章 俺たちの‥

朝起きたらいつもなら抱きついている先輩が背中向けて寝ていた

「無意識に反抗してるつもり?(笑)」

昨日先輩がおねだりしてくれた
俺が半無理やり言わせたのも同然だけど言ってくれた

先輩はどう感じたんだろう‥

やっぱりすごく嫌だったのかな‥

「朝食作ってくるから‥待っててね‥」

「う‥‥~ん‥」

寝言だけど返事してくれたように思えて一人幸せな俺


ジュー♪トントントン♪

「今日は和食な気分だな♪先輩も和食な気分かな(笑)」


くんくん♪何かいい匂いがする‥

むくっと起きた俺

目をこすりながらベッドから降りようとしたらズキズキ節々が痛んだ

「日高のヤツっ」

ベッドから降りようとしたら頭も何だかぼーっとしていた

「あっ♪先輩おはよう♪」

「おはよう…って日高お前昨日っ」

作った物を運び出した日高

「昨日は‥ごめんな。もうしないから‥先輩食べよう♪」

もうしないって‥

節々が痛くなる程じゃなくて手加減さえしてくれたら俺は別にお前とするの嫌じゃないから‥

「しないって‥」


テーブルの前に座った俺

「して‥ほしいの?」

あんな事はもうしないって意味で言った俺

「露骨に聞くなっバカ!」

真っ赤な顔した先輩

「嫌じゃ‥なかったんだ‥」

「何の事‥だ‥モグモグ」

「何でもないよ(笑)食べよう♪」







「日高今日寒くないか?」

「え?そうかな?」

ぽかぽか陽気なお天気だった俺らが大学の門にさしかかった時

「なっちゃ~ん♪日高君おはよう♪」

ガバッ♪いつものように後ろから抱きついたら少しよろめいた相川


「あっ‥鮫島おはよう…今日寒くないか?」

おはようって‥
いつもみたいに離せバカって言わない

「どうしたんだよ?鮫島?」

「え‥あっ‥いや別に」

相川の身体が熱かった

「鮫島先輩おは」

「一樹チャ~♪」

「亮太ちょっと待て!!本当に聞くのか?」

亮太に門崎?


「一樹チャあのね‥‥」

「日高君先行くよー?」


「え!?あっはい。すみませーん‥何?」

門崎が話し出した


「いや‥一樹と相川先輩はもうしたのかなって‥亮太が気にしてて‥」

「何でそんな事言わなきゃなんねーんだよ」

「一樹チャ怒らないでっ」

いや‥別に怒ってはないけど‥

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