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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第33章 奇妙な生活が始まった

次の日の朝

眠っている2カップルの部屋の扉を開け

カンカンカン♪カンカンカン♪

中華鍋の底をお玉で叩いた俺

「さぁ♪皆起きろ!」

カンカンカン♪カンカンカン♪

「ふぁ~あ‥橘さん?朝からどうしたんだよ?」

「耳痛いっ」

鮫島君と耳に指突っ込んだ河辺君が起きてきた

カンカンカン♪カンカンカン♪


「そこの2人!起きろ!」

中華鍋を叩きながら日高君と食パン君の部屋に入った俺

びくとも動かない2人

俺がまた中華鍋を叩こうとしたら鮫島君に止められた

「橘さん(笑)俺に任せて」

どうやって起こす気なんだ?

「起きろよ!2人共!」

ガバッと布団を捲り上げた鮫島君

「さっ寒い!!っ!はぁ?何で鮫島がいんだよ!勝手に入ってくんなっ」

「入られたくなかったら起きろ(笑)」

たったそれだけで飛び起きた食パン君
日高君はまだ眠ったままだった

「なっちゃんは寒さに弱いの(笑)」

鮫島先輩‥何でそんな事まで知ってるの?

「ん~‥先‥輩‥」

日高の腕が伸びてきた

「やめろって皆いんだぞ?」

「先‥輩‥ムニャムニャ‥」

「起きたみたいだから俺達は向こう行こうな♪」

河辺君の背中押して部屋を出た鮫島君

「君達も早くっ‥」

早く支度しておいでって言おうとしたら脱ぎだした食パン君

「まだいたのかよ!見るなっ変態スケベオヤジ!あっち行けっ」

脱いだ服で胸隠しながら俺の背中押して部屋から追い出した食パン君

かなりエロい‥

「いやいや!いかんいかん!」

「橘さんどうしたの?」

ピョコピョコやってきた河辺君

「何でもないよ(笑)君ヒヨコみたいだね‥」

ヒヨコ?

「じゃ♪鶏は鮫島先輩だね(笑)」

いや‥そうゆう意味じゃないんだけど‥

「起きて‥日高‥」

俺は日高の前髪をかきあげておでこにほっぺたに

そして唇にキスをした

ニヤ~と笑った日高

「お前っ狸?!」

「うん♪」

チュ♪

そんな顔してうんっとか言うなっ

真っ赤な顔して唇に手を当てた先輩

「かっわいいな~(笑)」

「うるさい!朝からニヤニヤするな変態スケベ!」

「変態スケベは俺じゃないだろ(笑)」

日高と目が合ったけどお互い何も言わなかった俺達


テーブルに着くと朝ご飯が用意されていた

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