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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第33章 奇妙な生活が始まった

梨花先生のマンションに着いてマンションを見上げながらびっくりした僕
高級マンションのしかも最上階って!?

どんな部屋なんだろ?
最上階に着くと一つだけドアがあった

まさか‥このフロア全部が家なのかな‥


ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪
俺は執筆中だった

来週までに仕上げなきゃならんのに出てられっか!

ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪

「‥‥‥‥」

ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪

「あーわかったよ!出りゃいいんだろ」


インターホンに出ずに直接ドアを開けた俺

「誰!?勧誘ならお断りだ!俺忙しいんだけど!」

ドアの前には誰もいなかった

いたずらか?
くそ忙しいのに!

ドアを閉めようとしたらひょこっと顔を出した知らない男の子
どう見たって高校生にしか見えない彼

「高校生は今の時間学校だろ?」

「ちっ違います!僕は井川文芸社の」

そう言うと梨花先生はいきなりドアを閉めようとしたから手を入れた僕

ゴンッ

「痛いっ!!!(泣)」

え‥手挟まってる‥普通入れるなら足だろ?バカか?

「君手!大丈夫?っておい!!」

俺は手を引く為にドアをまた開けたら勝手に家の中に入ってきた彼

「ちょっと君勝手に入ったら犯罪だよっ?!」

ニコっと笑って振り向いた彼が持っていた鞄を前に持ち赤面しながら言った

「僕井川文芸社の近藤(¨希ノゾミ←小声)って言います♪新しく先生の担当を任されました♪宜しくお願いします♪」

近藤何‥て?
聞こえないぞ…

「近藤君俺の三箇条知ってるんだろうね?」

三箇条?何それ知らない


「1.打ち合わせなど会う時は外 2.人前で梨花先生と言わない 3.敬語は使用禁止」

なんだそれ?変わった人だな‥

「わかりました♪先生仕事進んでますか?」

「今言ったばかりだろ?敬語じゃなくていいからっ」

明かりのついた俺の部屋にまた勝手に入って行く近藤君

「君勝手に入るな!」

机の上の原稿を手に取っていた

「ちゃんとやってるから‥」

「‥‥‥」

無視するな!

俺は近藤君の手に持った原稿をサラッと奪い椅子に座った

「あっ僕何か飲み物入れて来ますね!」

「だから君三箇条!それに勝手にっておい!!」

なんなんだこの子は‥

僕がジュースを入れているとガチャと玄関のドアが開いた

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