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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第33章 奇妙な生活が始まった

「鮫島!!今大切な話してんだろ!」

大切な話って同じ事ずっと繰り返して本題に入ってねーじゃん‥

「で?なっちゃんはどうしたい訳?」

どうしたいって‥

「日高と仲直り‥したい‥」

そんな事は言わなくてもわかってっよったく

「俺が聞いてんのはだな」

河辺が立ち上がった

「コーヒー‥お代わり入れてくるね」

皆のマグカップを持ってキッチンに向かう河辺


「明日君たち休みか?」

はぁ‥やっと本題に入った

「休みだぜ橘さん明日探すんだろ?」


「探すってどうやって?」

相川がマヌケな事聞いてきた

「手分けして探すんだろったくバカか?」

「バカとは何だ!?」

相川が机を叩いて立ち上がった

「落ち着けよ先に進まねーだろが?」

「相ちゃん座りなさい‥」

何でこの子はこうすぐ感情的になるんだ‥

「鮫島君手分けして探すのもいいけど明日は一緒に行動しよう」

「ナンパ野郎けど‥手分けして探した方が効率よくねーか?」

橘さん何か考えでもあるのか?

「わかった♪」

え‥鮫島?

「お前っ」

河辺がコーヒー入れて帰ってきた

「河辺君ありがとう♪明日一緒に出かけようね」

河辺のマグカップを置く手を握った橘さん

「一緒に出かけるってまるで2人きりみたいな変な言い方するなよなっそれに手!」

俺にニコっと笑った橘さんが相川に言った

「君もこれぐらい素直にはっきり言えるように練習しなさい!」

「練習って‥俺はそんなに暇じゃねー!」

相川?

「なつ兄はなつ兄でたまに素直な時あるし?ね?」

河辺フォローになってねーから



結論的に明日‥いや今日の昼から探す事になった俺達

「つーか朝方の4時からずっとだぜ‥さすがに眠みーからちょっと寝てくっから昼なったら起こしてくれ河辺行くぞ‥ふぁ~あ‥」

あっ鮫島先輩‥

「河辺君も寝てきなさい。ありがとうね」

食パン君はずっと俯いていた

「寝てるのか?」

はぁ?!寝れる訳ねーだろうが!

「起きてるよ!」

ナンパ野郎が立ち上がって俺の肩叩いた

「見つかるよ♪少し寝ないと身体に悪いぞ‥おやすみ」

身体に悪いぞってアンタが余計な事すっからこうなったんだろ!!

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