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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第34章 白先輩と俺と小野寺さんに鴨倉さん

おきに?ってお気に‥?

「あの大丈夫ですか?」

手を小さく挙げた鴨倉さんが笑っていた

「そうゆう事じゃから今日も1日頑張ってのぉ」

「へい!」

鴨倉さんも小野寺さんも頭を畳に付けて深々お辞儀したから慌てて俺も深々お辞儀したら小さく聞こえた笑い声

俺はしなくて良かったのかな…

皆それぞれ出て行く中鴨倉さんが俺の抱っこした白先輩の頭を撫でた

「買い物行こうな♪」

ワン♪ワン♪

抱っこされながらしっぽを振り乱す白先輩

「お前は本当賢いな♪先に車に乗っててくれ一樹さん♪」

「えっあっはい!」

「何緊張してる?行くぞ‥」

行くぞって小野寺さんも一緒に?

小野寺さんが前を歩く後ろを着いて歩く俺


玄関を出ると真っ黒なBenzが止まっていた

やっぱりヤクザはBenzか…

そう思っていると小野寺さんが運転席のドアを開けた

「何してる?乗れ」

俺が助手席のドアを開けようとすると

「お前は後部座席だ」

えっあっそっか‥

「すみません…」

後部座席のドアを開け後ろに白先輩と乗り込んだ

少し待っていると鴨倉さんがやってきて助手席のドアを開けて座った

俺達の乗ったBenzが走り出した

「まずは身なりからだ」

身なり?


「一樹さんってモデルみたいだな♪」

モデルって‥

恥ずかしくなる俺の顔

「いえ‥俺普通の大学生ですから」

大学生?

「どこの大学だ?」

小野寺さんが聞いてきた

「桜木大学の2年です‥」


「桜木大学か‥これから毎日送り迎えしてやる」

えっ送り迎え?!

「とんでもないです!」

鴨倉さんが振り返って俺に言ってきた

「何かあったら大変だろ?もう一樹さんは家族同様なんだからさ♪」

家族って‥それは困る‥有り難いけど‥それは困る‥

「いえ俺は」

「一樹。俺の言った事は絶対だ。お前に拒否権はない。いいか?」

しばらく世話になるから逆らう訳にはいかない

「‥‥はい‥」

「いい子だ」

しばらく走っていると止まった車

「着いたぞ」

鴨倉さんが後部座席のドアを開けてくれて降りた場所はビル?

「さぁ♪行こーか♪」
鴨倉さんが俺の背中押して中に入っていく

初めに着いた先は美容室?

「小野寺様おはようございます!」

常連か?

「綺麗にしてやってくれ」

綺麗にって俺汚いのか

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