テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第34章 白先輩と俺と小野寺さんに鴨倉さん

屋敷についた車

「着いたぞ一樹‥」

って寝てるのか‥

「仕方ねーな♪俺が」

俺が抱きかかえて運んでやろうとすると秀一に止められた

「わかったよ(笑)俺先に風呂入って部屋にいるから‥じゃまた後で」

甚一が車から離れて屋敷に入って行った

「一樹‥お前はすぐ寝るんだな‥」

集金ついでに連れて行ってやるから寝とけ‥

クウン‥白先輩が小さな目を少し開けた

「お前も一緒に寝てろ」

白先輩を胸に抱く一樹を抱きかかえて屋敷に入った俺

「頭お帰んなせー!」

ドタバタ走って出迎えたら頭に叱られた

「走るな声を出すな‥それより部屋開けろ」

「へい!」

頭の部屋の襖の戸を開けるとお前はもういいと言われ部屋の戸を閉め部屋を離れる事にした



一樹をそーっと布団の上に起き布団をかけてやった

「‥ん‥ぱ‥い‥」

クウン?
白先輩がまた少し目を覚ました

「俺がそばにいてやるから‥白先輩も寝てろ」

一樹の背中を優しくさすってやると笑みを浮かべた一樹

どんな夢見てるんだ?

俺にも教えてくれ‥






俺達が家に着くと近藤君が玄関にもたれて立っていた

「君!だから勝手に来るなと言っただろ!!」

「あ♪お帰りなさい」

お帰りなさいだと?

「橘さんの彼氏かよ?へー?」

「そんな訳ないだろ!」

先生の後ろから僕を舐めるように下から上へと見てきたすごくデカイ男

なかなかの男前だな‥

「え?違うのか?」

「先生彼は?」

先生?橘さん教師か?

「彼は鮫島健二君そして」


ひょこっと後ろから出てきたかわいい女の子?

「僕は河辺かなめって言います♪」

男の子?

「そして‥」

ドキンッ!

すごくデカイハンサムな男と先生の後ろに少し見えた僕がまた逢いたいと思っていた綺麗な人

「ナンパ野郎引っ張っんな!」


ナンパ野郎?

「彼は相川なつめ君」

男!!?
男だったのか?!

「どうした?近藤君?」

「あっいえっ‥あっこれ皆さんで食べてください♪」

近藤君に手渡された白い紙袋

中を開けようとしたら

「寒いんですけど‥」

両肩をさすりだした

「寒いって…君が勝手に待ってたんだろ?それに三箇」

「あっそうだね♪中入って下さい♪」

河辺君が玄関の鍵を開けると家の主より先に入って行った近藤君

「君?!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ